OLPC XOに搭載されたEtoysの実地検分

 北米地区の住民に話題のラップトップを一足先に使ってもらおうという趣旨にて昨年末に実施されたGive One Get Oneプログラムであるが、そうして入手できたOLPC XOラップトップにおいて特に興味あるアクティビティの1つが同梱されたEtoysである。なおXOは学校の授業で使う教育用ツールであるという位置づけを反映して、ここでのEtoysなどはアプリケーションではなくアクティビティ(activity)と呼ばれている。

東芝ソリューションなど9社、「発注者ビューガイドライン」に2編を追加

 NTTデータや東芝ソリューションなど9社による「実践的アプローチに基づく要求仕様の発注者ビュー検討会(発注者ビュー検討会)」は3月18日、07年9月18日に公開した「発注者ビューガイドライン(画面編)」に続き、「同(システム振舞い編)」と「同(データモデル編)」を作成、公開したと発表した。

日本HPとコラブネット、開発品質管理ソリューションを日本語環境で連携

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とコラブネット・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2008年1月25日、日本HPの「HP TestDirector for Quality Center」とコラブネットのソフトウェア開発環境で、日本語環境での連携が可能になったと発表した。無償提供する連携ソフト「CollabNet Connectors to HP Quality Center」を利用する。

2000億行もの負の遺産――COBOLコードの近代化はどのように進めるべきか

 プログラム開発者というものは最先端テクノロジを好むものであり、プログラミング言語、開発環境、開発ツールなどはいずれも最新のものを使いたがる傾向にある。実際、プログラミング関係の参考書やコンファレンスはどれも、Java、Ruby on Rails、C#、Ajaxなどのタイトルで目白押しだ。ところがコンピュータ業界においても“表沙汰にしたくない裏面”というものが存在し、現在社会の根幹を支えている多くのアプリケーションにおいて、COBOL、Fortran、Assemblerなどの旧世紀の遺物的コードが未だ使い続けられていることが最近新たな問題と化しているのである。

セキュアなウェブアプリケーションの開発を手助けするOWASP

 セキュアなアプリケーションを開発するということはいつになっても難しい課題だ。かつては重要な役割を果たすソフトウェアは内部的なネットワーク上のユーザだけを想定して開発していれば良かったが、今日ではアプリケーションがウェブサーバ上で実行され世界中のあらゆる場所にいるユーザを想定して開発しなければならないこともある。そのようにウェブアプリケーションの扱う範囲や重大さが年々増してきているのにともなって、ウェブアプリケーションをセキュアにするための作業も年々複雑になってきている。そこでOWASP(Open Web Application Security Project)が登場した。OWASPは、ウェブアプリケーション開発者の助けとなるよう、アプリケーションのセキュリティを高めるためのツールやフレームワークやガイドラインを提供している。

企業コンピューティング15領域のテクノロジー・トレンド予測[後編]

空飛ぶ自動車、考える機械、部屋を掃除する子供たち──こうしたたぐいのものであっても、今はともかく、現実のものとなる日が来るかもしれない。だが、本稿で提示するのは、このようなあてずっぽうの占いではない。企業コンピューティングの15領域に関して、今日のテクノロジーをベースとして「次に来るテクノロジー」の予測を示す。なかには外れるものもあるだろうが、企業コンピューティングの未来像を考えるうえで、議論を深める一助になればと願っている。

機能のすきまを埋めるGNU PDF

 多くの平均的ユーザから見れば、GNU/LinuxにおけるPDFファイルのサポートはかなり進んだように思えるだろう。PDFファイルの作成、表示、編集にはそれぞれOpenOffice.org、Kpdf、pdftkまたはPDFeditのようなプログラムを利用することができる。だがそれで終わりではない、と語るのは最近誕生したGNU PDFプロジェクトの創設者Jose Marchesi氏だ。「残念ながら、既存のフリープログラムには多くの機能が欠けている」。フリーソフトウェア財団(FSF:Free Software Foundation)がGNU PDFを最優先プロジェクトの1つとし、その進捗を速めるための寄付を積極的に求めている最大の理由はそこにある。

キュービットスターシステムズ、中国科学院ソフトウェア研究所などとオフショア開発で提携

 キュービットスターシステムズ(本社:東京都港区)は2007年11月28日、中国科学院ソフトウェア研究所(ISCAS)および北大青鳥集団と、オフショア・ソフト開発で提携したと発表した。キュービットのバーチャルシンクライアント技術によって、安全にオフショア開発ができるという。3年間で20億円の売り上げを見込んでいる。

OS Xユーザに自由を与え、開発者に報いたnotMac Challenge

 Appleの.Macサービス(一般にはdotMacと表記される)は、OS Xと連携した一連のオンラインユーティリティだ。Macユーザの間ではかなり普及しているが、利用料が1年に99ドルかかる。こうした毎年の出費に思うところのあったJ. Kent Pepper氏によって開催されたのが、dotMacの無償オープンソース版の開発を競う賞金付きコンテストnotMac Challengeだった。そして先頃、受賞者が決定した。

NEC、米社製OSSソースコード検査ツールの販売・サポート開始

 NECは2007年11月13日、米Black Duck Softwareのソースコード検査ツール「protexIP/development」を活用したソフトウェアライセンス管理ソリューションを販売すると発表した。ソフト開発プロセスでのオープンソースソフトウェア(OSS)の適切な利用やライセンス違反防止対策などをサポートする。Black Duck社とは日本国内の再販で合意した。

Google、SNSサイト向けアプリのAPIプロジェクト「OpenSocial」を発表――プラットフォームをオープン化したFacebookやMySpaceに対抗

 米国Googleは10月31日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトで稼働するアプリケーションの開発用API(Application Programming Interface)を提供するプロジェクト「OpenSocial」を発表した。個々のSNSサイトが独自に提供してきたAPIを共通化するのがねらいと見られる。

リナックスアカデミーとアシアル、PHP技術者育成事業で提携

 オープンソース教育スクールのリナックスアカデミー(東京本校:東京都新宿区)と、PHP関連事業を展開するアシアル(本社:東京都文京区)は2007年10月17日、PHPの技術者育成事業で提携したと発表した。PHP教育・研修プログラムを共同で開発するもので、プログラムは既に、それぞれが提供中。

オープンソースのタオイズム

 2,500年前、中国の思想家、孔子が道教の祖、老子に尋ねた。「タオ(道)とは何ですか」。老子は口を開けたものの言葉を発しない。孔子は笑みを浮かべて立ち去ったが、弟子たちにはさっぱり意味がわからなかった。孔子は次のように説明した。「老子は我々にタオをお示しになったのだ。彼の口に歯はなく、あるのは舌のみ。剛きもの(歯)は死に、柔らかきもの(舌)が生きる。柔よく剛を制す。それがタオだよ」