NEC、米社製OSSソースコード検査ツールの販売・サポート開始
NECは2007年11月13日、米Black Duck Softwareのソースコード検査ツール「protexIP/development」を活用したソフトウェアライセンス管理ソリューションを販売すると発表した。ソフト開発プロセスでのオープンソースソフトウェア(OSS)の適切な利用やライセンス違反防止対策などをサポートする。Black Duck社とは日本国内の再販で合意した。
販売のほか、導入・活用をサポートする支援サービスを合わせて提供する。「protexIP/development」は、開発中のソフトウェアにOSSのソースコードが含まれているかどうかをチェックするツール。15万種類以上のOSSのソースコードの特徴をマッチングして、該当するコード部分と、適用されているライセンス条件をユーザーに提示する。
また支援サービスには、顧客の導入環境にあわせたシステム設計支援と環境構築作業や、管理者・利用者向けの支援を提供する「導入支援サービス」と、ソフトウェアチェックの結果に対するコンサルテーションを行う「解析支援サービス」がある。最小構成価格は年額270万円から(税別)。今後3年間で15億円の販売を見込んでいる。【鴨沢 浅葱/Infostand】
NEC
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