日本HPとコラブネット、開発品質管理ソリューションを日本語環境で連携

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とコラブネット・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2008年1月25日、日本HPの「HP TestDirector for Quality Center」とコラブネットのソフトウェア開発環境で、日本語環境での連携が可能になったと発表した。無償提供する連携ソフト「CollabNet Connectors to HP Quality Center」を利用する。

 「HP TestDirector for Quality Center」は、ソフトウェア開発時のテストで最適な品質管理を実現する製品群「HP Quality Center」の中核製品。これに「Subversion」などコラブネット製品群を連携させることで、設計からテストまでを一元管理し、テストで発見された不具合を開発プロセスにシームレスにフィードバックさせることができるという。また、テストが正しいテスト計画で実施されたかを確認して、開発プロセスの最適化を図れる。

 「CollabNet Connectors to HP Quality Center」は、米国では2007年6月から無償ダウンロード提供しており、今回は日本語環境での動作を確認し、正式に連携を発表した。コラブネットの製品群は、インターネット上で分散したソフトウェア開発環境をSaaSベースで統合する。

 これによって、地理的に離れた場所と連携して開発を進めるオフショア/アウトソース開発で、品質管理の問題を解決できるという。また両社は今後、Webサイトの開設やセミナーの開催などの共同マーケティングを展開していく。

日本ヒューレット・パッカード
http://www.hp.com/jp/

コラブネット・ジャパン http://www.collab.net/jp/

「CollabNet Connectors to HP Quality Center」ダウンロード
http://downloads.open.collab.net/