WordPress用の3つのサイトマップ生成プラグイン

 検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)の専門家によると、サイトを広める鍵はサイトマップにあるという。検索エンジンのクローラはサイトマップを見つけると、自動的にサイト内のすべてのページに対するリンク情報を取得することになるからだ。そうしたページのすべてがクローラによって巡回されるだけでなく、自分のブログサイトに関連したキーワードで検索をかけるとサイトマップページも検索結果に出てくるようになる。またサイトマップがあれば、ブログサイト訪問者も読みたい箇所を短時間で楽に探し出せる。ここでは、WordPress用のサイトマップ生成プラグインを3つ、私の使用経験を交えて紹介する。

Movable Type 4.1で行う高機能ブログサイトの構築

 ブログ人気の成長は止まるところを知らないが、その一方でブログ管理用のソフトウェアプラットフォームも進化をし続けている。 Movable Type (MT)もそうしたブロガーによる投稿記事の掲載プロセスを管理する目的で広範に利用されているアプリケーションの1つだが、新たにリリースされたバージョン4.1ではより細かな指定が行えるようになっている。

KnowledgeTree――様々なニッチ市場を射程に捉えるドキュメント管理システム

 現代社会における効率的なドキュメント管理とは、地球上のどの場所からでもアクセス可能な形態にて情報を電子化し、安全なバックアップを確保した上で、必要なドキュメント変更を即座にアップデートできるシステムを意味するようになっている。そしてこれらすべての要件プラスアルファを満たしているのが KnowledgeTree というシステムだ。特にこのソフトウェアでは、各自のニーズに応じたカスタマイズを施すことが可能なオープンソースコミュニティバージョン(レビュー記事を昨年掲載)を含めた複数のエディションが提供されている。

Drupalを用いたOSSプロジェクトコミュニティ活動の活性化

 私がHaikuプロジェクトのマーケティングリーダに就任した2006年当時における最優先の課題は、同プロジェクトのWebサイトを刷新することであった。Haikuのサイトではカスタムコードを使用していたが、そのままではプロジェクトおよびコミュニティのサイズ的な成長に追いつけなくなっていたのである。管理者サイドからの要望はコンテンツの追加と管理の行いやすい新規サイトへの移行というもので、可能であれば実績のあるオープンソース系コンテンツ管理システム(CMS:Content Management System)の使用が望ましいとされていた。これを受けてWebチームが選択したのが Drupal 4.7である。

進化を続けるDrupal 6

  Drupal はモジュール型のCMS(コンテンツ管理システム)だ。DrupalではPHPやデータベースを使ったことがほとんど(あるいはまったく)ないユーザでも使えるフレームワークが提供されていて、一人または複数のユーザでウェブサイト、ブログ、フォーラムなどを構築することができる。Drupalはリリースの度により簡単に使うことができるようになっているので、リリースの度に人気が上がっている。最近、Drupal 6.0(と6.1)が1年間の開発を経てリリースされた。それらの新機能と改良点のおかげでDrupalは素晴らしいCMSになっている。

京大発ベンチャー、オープンソースCMSを開発・公開へ 農業分野向けから発展

 京都大学発のベンチャー、日本情報化農業研究所(本社:京都市)は、オープンソースCMS「SOY CMS」の正式版を2008年3月17日に公開する。「ITに不慣れな人にも分かりやすく簡単なCMSを目指して開発した」もので、従来の中小規模CMSでは分かりにくかったり、手間がかかった機能を容易に実現できるという。

アスキーソリューションズ、企業向けブログ/SNS/CMS統合エンジンのソースコードを販売

 アスキーソリューションズは、同社が開発した「企業向けブログ/SNS/CMS統合エンジン」のソースコードを2008年1月31日から販売する。価格は525万円。合わせて、同エンジンの実行モジュールを自社利用を希望する法人向けに無償提供する。サポートやオプション、カスタマイズは有償となる。

Joomla!の生産性を向上させる各種の機能拡張

  Joomla! は広範に用いられているWebポータル用のコンテンツ管理システム(CMS:Content Management System)の1つであり、インストールおよびメンテナンスが簡単なことと、多数のコンポーネントとモジュールおよび、Webサイトで必要とされるあらゆる機能を満たすMambotが用意されていることがその特長だと言える。これらすべての機能拡張はオープンソース化されており、それはCMS本体も例外ではない。本稿ではこのうち、特に有用度の高いいくつかの機能拡張を紹介することにする。

「SharePointの急激な導入拡大に管理が追いついていない」――調査会社が指摘

 CMS(コンテンツ管理システム)市場分析がメインの調査会社、米国CMS Watchは、大企業内で急激に導入が拡大しているMicrosoftのコンテンツ管理プラットフォーム「Microsoft Office SharePoint Server」について、導入企業のIT部門がその利用をコントロールしきれずに、適切なコンテンツ管理やコンプライアンスが徹底されないような状況を生み出していると警告している。

Alfresco、オープンソースのECMスイート新版を発表――Adobe「Flex 2」を新たにサポート

 英国Alfresco Softwareは12月4日、オープンソースのエンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)ソフトウェア・スイートの新バージョン「Alfresco 2.9」を発表する見通しだ。同社は先ごろ、Alfrescoと米国の大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「Facebook」とのサービス連携を発表したばかりだが、今回のバージョンアップでは、Webベース・サービスとして人気の高い「iGoogle」や「MediaWiki」のほか、米国Adobe SystemsのWeb開発フレームワーク「Flex 2」との連携がサポートされた。