OSJなど、国交省のダム管理所サイトをZope/Ploneで構築
オープンソース・ジャパン(OSJ、本社:東京都千代田区)は2007年6月4日、国交省東北地方整備局釜房ダム管理所のWebサイトを受注・構築したと発表した。スクリプト言語Pythonで開発されたフレームワーク「Zope」と、Zope上で稼動するCMS「Plone」を採用することで、短期間で完成させたという。
従来サイトのリニューアルで、新たにリアルタイムでのダム水位・雨量・放流量や画像情報の提供、子ども向けページ、フォトギャラリー、ブログなどを開設した。山形県の地場ベンチャー企業の管理システム(本社:山形県酒田市)が構築してOSJが技術支援した。入札では、インフラを含めてオープンソースの活用を提案した管理システム案が採用された。
両社はさらに公共団体などのポータルサイト構築事業を推進し、1年間で5件の受注を目指す。OSJは大型放射光施設「SPring-8」(所在地:兵庫県佐用町)のWebサイトをZope/Ploneで構築した実績もある。【鴨沢 浅葱/Infostand】
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