グレープシティ、「WebCharts3D」が「Lotus Expeditor」に対応

 グレープシティ(馬場直行社長)は11月29日、同社のチャートコンポーネント「WebCharts3D 5.0J」が、日本IBM(大歳卓麻社長)の「Lotus Expeditor 6.1」(日本語版)に対応したことを発表した。また、Lotus Notesの次期バージョンとしてIBMコーポレーションが表明している「Hannover」(コードネーム)にも対応させる予定。

OBC、文書対策を中心にした中小企業向けの内部統制支援ソリューション

 オービックビジネスコンサルタント(OBC、和田成史社長)は、企業の内部統制の整備と効率化を実現する「OBC内部統制支援サービス」の本格稼働に伴い、「文書化」対策を中心に、「内部統制文書作成ツール」「内部統制サンプル文書」をパックにしたソリューション「奉行DOCUMENT Pack」を全国3000社の販売パートナーを通じて07年1月に発売する。価格は、36万7500円。

Oracleのアプリ開発責任者があらためてFusion戦略を語る──「既存製品を強化しながら標準ベースの選択肢を提供」

 米Oracleのアプリケーション開発担当シニア・バイスプレジデント、ジョン・ウーキー氏は、同社の既存ビジネス・アプリケーション・ラインの継続開発を統括している。その中には「Oracle E-Business Suite」「PeopleSoft Enterprise」「J.D. Edwards EnterpriseOne」「同World」などが含まれる。同氏はまた、同社の次世代アプリケーション群「Fusion」の開発の責任者でもある。Computerworld米国版は先ごろ同氏に、Fusionおよび現行アプリケーションの開発の現状と今後の方向性について話を聞いた。

OCSNGによる効率的なソフトウェア財産目録管理

私は勤務先の会社で、各種のLinuxディストリビューションまたはWindowsを搭載したコンピュータ、約200台を管理している。社内のハードウェアおよびソフトウェアの財産目録情報を管理するために、PHPベースの財産目録アプリケーションを自前で構築していた。このソフトウェアでは、少しでも情報に変更があると、我々の手作業による情報の更新が必要だったため、おわかりのとおり、データはいつも古い状態だった。このシステムに代わって、GNU GPLの下でリリースされているOpen Computer and Software Inventory Next Generation(OCSNG)を新たに導入したところ、OCSNGは我々のニーズに非常によく合致した。導入すればすぐにわかるだろうが、OCSNGの利点は、データの収集と更新を自動的に行ってくれることにある。財産目録管理では、非常に重要な機能だ。