私は勤務先の会社で、各種のLinuxディストリビューションまたはWindowsを搭載したコンピュータ、約200台を管理している。社内のハードウェアおよびソフトウェアの財産目録情報を管理するために、PHPベースの財産目録アプリケーションを自前で構築していた。このソフトウェアでは、少しでも情報に変更があると、我々の手作業による情報の更新が必要だったため、おわかりのとおり、データはいつも古い状態だった。このシステムに代わって、GNU GPLの下でリリースされているOpen Computer and Software Inventory Next Generation(OCSNG)を新たに導入したところ、OCSNGは我々のニーズに非常によく合致した。導入すればすぐにわかるだろうが、OCSNGの利点は、データの収集と更新を自動的に行ってくれることにある。財産目録管理では、非常に重要な機能だ。