アイティフォー、初期設定いらずのデータベース監査アプライアンスサーバー

 アイティフォー(須賀井孝夫社長)は、データベース監査アプライアンスサーバー「SQL Guard」を発売した。ツールを導入することで、日本版SOX法で求められる財務報告の信頼性が確保できるという。価格は500万円から。初年度で10億円の売り上げを目指す。

 「SQL Guard」はパケットキャプチャ型を採用し、データベース監査ツールを組み込んだオールインワンのアプライアンスサーバー。企業のデータベースへのアクセスをリアルタイムでモニタリングし、アクセスした人間や種類、日付などの詳細をログで記録する。また、不正なアクセスがあった場合はアクセスを拒否したり、監視管理者へ警告メールを送ったりする機能も搭載する。米ガーディアム社が開発した。

 データベースサーバーへの負荷が少ない上、データベース監査のために必要なソフトウェアもすべて組み込んで出荷するので、面倒な初期設定も不要。1台で複数のデータベースサーバーを集中管理が可能で、44種類のレポートテンプレートとレポートのカスタマイズ機能を標準で用意している。

アイティフォー=http://www.itfor.co.jp/

提供:BCN