アスキーソリューションズ、複数条件でサイトを分析するログ解析ソフト
アスキーソリューションズ(田北幸治社長)は、米ユニカコーポレーション(マサチューセッツ州)が開発したインターネットアクセスログ解析ソフトウェアの最新版「SiteTracker 8」日本語版を、07年1月下旬から国内販売代理店とオンラインで発売する。
Windows、Linux OS上で動作し、価格は24万9480円から。同社では、1年間で3億円の売り上げを見込む。また、Solaris、AIX、FreeBSDの各プラットフォームへの対応版やSQL Server、Oracle、DB2、MySQL、SQLite対応版も、順次発売する予定。
インターネットマーケティング向けのアクセス解析ソフトで、ウェブサイトなどのアクセス状況をデータベースに保存、条件抽出機能を使った解析結果や複数の解析項目をクロス集計した結果をレポートやグラフとして表示することができる。例えば、「特定のキーワードで検索サイトからアクセスし、アンケートフォームに記入を行った訪問者」といった条件で該当データを抽出し分析することが可能。
データは抽出した訪問者が閲覧したページといった基本的な情報をはじめ、ページ内でのスクロールやボタンのクリック数といった詳細な行動まで追跡できる。機能拡張を利用することで経路分析の視覚化も行える。
最新版では、複数のアクセス元や複数の期間といった比較分析が可能。アクセス元比較分析では、検索エンジンごとでクリック課金広告の効果測定、期間比較分析では前年同期との比較が簡単に行える。
また、条件抽出では、フィルタ項目をリストからドラッグ&ドロップで設定できる「ディスカバリパネル」インターフェイスを採用したほか、フィルタ項目は標準の35項目を用意し、ユーザーが自由に作成できるようにもした。
アスキーソリューションズ=http://www.asciisolutions.com/
「SiteTracker 8」=http://www.sitetracker.jp/
提供:BCN