オープンソースのオフィススイート「Calligra」の開発チームは2月5日、最新版「Calligra 2.6」を公開した。多くの改善や問題修正が行われており、電子書籍で使われるEPUB2フォーマットでのエクスポート機能なども追加されている。
米Digium、オープンソースPBXの「Asterisk 10」を公開
米Digiumは10月27日(米国時間)、オープンソースのIP電話構内交換機(IP-PBX)システム「Asterisk 10(1.10)」を公開した。広帯域向けのメディアエンジンが刷新され、「スタジオ品質」という高音質な音声サポートを提供、さらに多数のコーデックをサポートするという。Skypeのコーデックにも対応する。
OASISが「ODF 1.2」承認、表計算における数式フォーマットを定義する「OpenFormula」が追加
標準化団体のOrganization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)は9月30日付けのメーリングリストで、「ODF 1.2」がOASIS標準として承認されたことを発表した。
Twitterライクなメッセージ機能が加わった「XWiki Enterprise 3.0」がリリース
XWiki開発チームは4月1日、エンタープライズ向けWiki「XWiki Enterprise 3.0」を公開した。Twitterライクなメッセージ機能など新機能が導入され、WYSIWYG Editorなど既存機能も改善されている。ライセンスはLGPL。
企業向けCMSの相互運用仕様CMISを実装する「Apache Chemistry」がASFのトップレベルプロジェクトに昇格
Apache Software Foundation(ASF)は2月23日(米国時間)、「Apache Chemistry」をトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格することを発表した。Apache Chemistryは企業向けCMSの相互運用仕様「CMIS(Content Management Interoperability Services)」をオープンソースで実装するプロジェクト。
オープンソースのチケットシステム「OTRS 3.0」ベータ1がリリース
オープンソースのチケットシステムを開発するOTRS.orgは8月2日、最新の「OTRS 3.0」ベータ1を公開した。デザインを一新し、透明性や効率を改善するという。
LPI-Japan、東証新システム「arrowhead」の技術セミナー開催
LPI-Japanは、東証のLinuxベース新システム「arrowhead」(アローヘッド)をテーマにした技術セミナー「世界最高水準! 東証 新ITシステム技術セミナー」を2010年4月28日、ベルサール九段3F(東京都千代田区)開催する。有料で参加費は8400円。Webサイトから申し込み受付中。定員200人。
JMS、OSSグループウェア「Aipo」のアプライアンス製品を発売
ジャパンメディアシステム(JMS、本社:東京都千代田区)は2010年3月2日、オープンソースのグループウェア「Aipo(アイポ)」導入済みのアプライアンス製品「BIPO(バイポ)」を発売した。中堅・中小企業向けで、低コストでグループウェアを導入できるという。
レッドハット、OSSビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」提供
レッドハットは2009年10月21日、オープンソースのビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」の提供を開始した。ライセンスは無料で、Webサイトからダウンロードできる。年間サブスクリプション価格(税別、テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラム含む)は、4CPUあたり394万8000円から。
アシスト、OpenOffice.org研修サービスに「マクロ開発者コース」
アシスト(本社:東京都千代田区)は2009年9月7日、OpenOffice.orgの研修サービスに「マクロ開発者コース」を追加した。新規のマクロ開発や、既存のMicrosoft OfficeのExcel VBAマクロ環境からの移行に必要な知識を習得できるという。
NRI、「OpenSSO」を利用した統合ID管理ソリューション
野村総合研究所(NRI)は2009年5月21日、オープンソースのシングルサインオンソフト「OpenSSO」を利用した統合ID管理ソリューション「OpenStandiaソリューション/統合ID管理」の提供を開始した。OSSで業務システムを構築するためのシステム基盤「OpenStandia」の新ラインアップ。
マインド、OSS人事給与・勤怠管理「MosP」のビジネスサポート開始
マインド(本社:川崎市)は、オープンソースの純国産人事給与・勤怠管理ソリューション「MosP(モスプ:Mind Open Source Project)」の有償サポート「MosPビジネス・サポート」とパートナープログラム「MosPビジネスパートナープログラム」を2009年4月16日提供開始した。本格的なビジネス展開を目的としており、初年度10社のパートナー獲得と5億円の売上を目指す。
フィオラノ、SOAプラットフォーム最新版および低価格で導入できるスターターキットを発売
統合ミドルウェアのフィオラノソフトウェア(本社:東京都港区)は2009年3月4日、SOAプラットフォームの最新版「Fiorano SOA 9」をリリースした。また、Fiorano SOAベースで小規模から中規模のSOAを低価格で導入できる「Fiorano SOAスターターキット」の販売を開始した。
米Marketcetera、オープンソースのトレードプラットフォーム正式版をリリース
米Marketceteraは1月14日(米国時間)、オープンソースの金融取引プラットフォーム「Marketcetera Automated Trading Platform 1.0」を発表した。財務業界初のオープンソースのトレードプラットフォームという。
米政府開発EHRソフトウェアの商用版がオープンソースに、電子カルテの導入進むか?
ヘルスケア関連ソフトウェアを提供する米Document Storage Systems(DSS)は1月7日(米国時間)、医療健康電子記録(EHR)ソフトウェア「VistA」の商用版である「vxVistA」をオープンソースとして公開することを発表した。これにより、医療機関のEHR導入促進を狙う。
STSD、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdom」をオープンソースで公開
Webシステムの開発コンサルティングや導入支援などを手掛けるSTSD(本社:東京都渋谷区)は2008年10月7日までに、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdomバージョン1.0」をオープンソースソフトとして公開した。業務アプリケーション開発でのプロセスの標準化や最適化、開発期間の短縮やコスト削減をサポートするという。