企業向けCMSの相互運用仕様CMISを実装する「Apache Chemistry」がASFのトップレベルプロジェクトに昇格

 Apache Software Foundation(ASF)は2月23日(米国時間)、「Apache Chemistry」をトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格することを発表した。Apache Chemistryは企業向けCMSの相互運用仕様「CMIS(Content Management Interoperability Services)」をオープンソースで実装するプロジェクト。

レッドハット、OSSビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」提供

 レッドハットは2009年10月21日、オープンソースのビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」の提供を開始した。ライセンスは無料で、Webサイトからダウンロードできる。年間サブスクリプション価格(税別、テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラム含む)は、4CPUあたり394万8000円から。

マインド、OSS人事給与・勤怠管理「MosP」のビジネスサポート開始

 マインド(本社:川崎市)は、オープンソースの純国産人事給与・勤怠管理ソリューション「MosP(モスプ:Mind Open Source Project)」の有償サポート「MosPビジネス・サポート」とパートナープログラム「MosPビジネスパートナープログラム」を2009年4月16日提供開始した。本格的なビジネス展開を目的としており、初年度10社のパートナー獲得と5億円の売上を目指す。

フィオラノ、SOAプラットフォーム最新版および低価格で導入できるスターターキットを発売

 統合ミドルウェアのフィオラノソフトウェア(本社:東京都港区)は2009年3月4日、SOAプラットフォームの最新版「Fiorano SOA 9」をリリースした。また、Fiorano SOAベースで小規模から中規模のSOAを低価格で導入できる「Fiorano SOAスターターキット」の販売を開始した。

STSD、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdom」をオープンソースで公開

 Webシステムの開発コンサルティングや導入支援などを手掛けるSTSD(本社:東京都渋谷区)は2008年10月7日までに、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdomバージョン1.0」をオープンソースソフトとして公開した。業務アプリケーション開発でのプロセスの標準化や最適化、開発期間の短縮やコスト削減をサポートするという。

GISソフトウェアとしての地位を確立したQGIS

 先月GPLの下でリリースされたフリーの地理情報システム(GIS:Geographic Information System)、Quantum GIS 0.11.0は、Linuxを含む複数のプラットフォームで動作する。Quantum GIS(QGIS)では、一般的なGISファイル形式の読み取り、編集、エクスポートが行える。インストールして公式データリポジトリから入手した既存のデータレイヤを利用したあと、一般的な空間分析のタスクを実行したり、商用のGIS製品とのファイルやデータの共有を試してみた。その結果、QGISの実力はESRIやIntergraph/Geomediaによるプロプライエタリな商用GISプログラムに匹敵することがわかった。

ハングリード、「EC-CUBE」などに対応したネットショップ在庫管理サービス

 ハングリード(本社:東京都中野区)は2008年7月17日、SaaS型のネットショップ在庫管理サービス「zaiko robot」を開始した。ロックオンが開発するオープンソースECソフト「EC-CUBE」で構築したサイト、楽天市場、Yahoo!ショッピングに対応し、複数の店舗の在庫情報を自動的に同じ数量に保つ。