SpringSource、クラウドベースの開発ツール「Code2Cloud」を発表

 米SpringSource(米VMware傘下)は10月19日(米国時間)、最新のアプリケーション開発ツール「Code2Cloud」を発表した。クラウドベースで開発やコラボレーションを行えるツールで、アプリケーションライフサイクルでも開発者の生産性を改善するという。

 Code2Cloudはクラウドベースで開発・コラボレーションを行うツール。タスク主導の開発やアプリケーションライフサイクル管理(ALM)統合ソリューションを持つカナダTasktop Technologiesと共同開発した。タスク管理の「Eclipse Mylyn」、継続的統合技術の「Hudson」や「Git」、それにSpringSourceのIDE「SpringSource Tool Suite(STS)」などを土台とする。

 ハードウェアやソフトウェアなどの設定を必要としない統一した開発インフラをクラウドサービスとして提供する。同サービスを利用することで、開発者はビジネスロジックやコーディングなどの作業に専念できるという。開発環境としてだけではなく、プライベート/パブリッククラウド上にアプリを実装する用途でも利用できるとのことだ。

 SpringSourceは、2011年第1四半期にCode2Cloudの開発者向けプレビューをリリースする予定だ。

米SpringSource
http://www.springsource.com/