エクスブリッジ、携帯サイトの解析にGoogle Analyticsを使うためのライブラリ公開

 エクスブリッジ(本社:名古屋市)は2009年1月5日、グーグルのSaaS型アクセス解析サービス「Google Analytics」を利用して携帯サイトのアクセス解析を行うためのライブラリ「SELENE.GA4K」をオープンソースソフトとして公開したと発表した。非商用の場合はMITライセンスで利用できる。商用利用の場合の価格はオープン。

OpenLayersで地図を表示する

 Google Mapsによって、ウェブサイトに簡単に地図を加えることができるが、GoogleのAPIを使用している場合は、他のデータを表示する能力は限定される。自分自身のデータや、Google以外のデータを表示したい場合に、より多くのオプションを提供してくれるのが、オープンソースのJavaScriptライブラリ OpenLayers である。

イントラネットでのスケジュール公開に適した3種類のWebカレンダ

 本稿ではWebインタフェースにて操作するカレンダ情報の表示と管理を目的とした、 WebCalendar VCalendar CaLogic という3つのプロジェクトを解説する。これらのプロジェクト間で共通しているのは、LAMPサーバにて動作することおよび、カレンダへのイベント登録をWeb形態のインタフェースにて扱うという点だ。

動画のネイティブサポートに向けたMozillaの取り組み

 Firefoxに間もなく搭載される新機能に、ビデオとオーディオのネイティブ・サポートがある。VorbisTheoraというフリーのコーデックによるものだ。これを機にMozillaは、目や耳が不自由なユーザ向けのマルチメディア・アクセシビリティ機能を充実させる意向だ。Ogg VorbisとTheoraは、HTML 5で新たに採用されるvideoタグとaudioタグの公式なベースライン・コーデックとはなっていないが、Mozillaの実装ではこれらのコーデックが採用された。現在、Mozilla Foundationの資金援助により、クローズド・キャプションなどのマルチメディア・アクセシビリティ機能をOggのフォーマットおよびFirefoxでの実装に組み込むための取り組みが、調査員のSilvia Pfeiffer氏を中心として進められている。

LinuxにInternet Explorerをインストールするツール IEs4Linux

 インターネットに接続されている一般利用者のパソコンの多くはWindowsマシンだ。したがって、Webアプリケーションを開発する際は、たとえMicrosoftの技術を使っていなかったとしても、MicrosoftのブラウザーであるInternet Explorerを基準にせざるを得ない。だから、通常、Webの開発者には自分の自由になるWindowsが必要だ。自宅でLinuxを使っている人も、サイトのInternet Explorerとの互換性を確認したりIEの独自機能を使っているサイトを利用したりするのに苦労する。そんなときに重宝するのが、スクリプトIEs4Linuxだ。Wineが動作しているシステムにIEの3つの旧版をインストールすることができる。ただし、残念なことに、作りに粗雑な点がある。

SafeSquidによるインターネットアクセス管理

 コンテンツフィルタリング機能を持つプロキシは、ネットワーク全体のユーザやグループを対象としてインターネットへのアクセス権を制限できる。こうしたプロキシは、キーワード、URL、DNS、MIME、画像によるフィルタリング機能によって、好ましくないコンテンツをブロックできなければならない。また、アクセス先のURLを監視して詳細なレポートを生成することでインターネットにおけるユーザの活動を証明する記録を取ったり、信頼できるウイルス対策サーバにアクセスしてウイルスやマルウェアからの保護機能を提供したりする必要もある。すべてを求めるのは欲張りすぎかもしれないが、 SafeSquid にはこれらの機能がひと通り揃っている。

悪意あるコードの侵入を阻止するツール、HTML Purifier

 HTML Purifierは、HTMLの正当性を確保しクロスサイト・スクリプティングなどの悪意あるコードの侵入を阻止するツールだ。同プロジェクトのページPluginsには、現在、CodeIgniter、Drupal、MODx、Phorum、Joomla!、WordPress用のプラグイン類が用意されている。これを導入しておけば、利用者が、閲覧したブラウザーで実行される悪意あるコードをHTMLコンテンツに挿入することができなくなる。実際の動作をデモ・ページで確かめることもできる。

FreeBSDでLAMPをセットアップする

 LAMPサーバのセットアップといえば、システム管理者によく回ってくる仕事だが、信頼性が高く安定したオペレーティングシステムとしてはLinux以外にもFreeBSDがある。つまり、LAMPのL(Linux)をF(FreeBSD)で置き換えても、高速で信頼性の高いWebサーバを構築できるわけだ。

クロスプラットフォームの同期化サービス

 今日、コンピューター・ファイルをバックアップする手段は山ほどある。コンピューターが1台であれば、いずれの手段でも操作は簡単で、たとえば外部ハードドライブにバックアップし、あとはうっちゃっておけばよい。しかし、コンピューターが複数台あり、しかもオペレーティング・システムが異なっていると、事はそう単純ではない。また、よく使うコンピューターが複数台ある場合は、すべてのコンピューターでファイルを同期させたいところだ。 PowerFolder は、それを実現するサービスで、プラットフォームや台数に関わらず、ファイルをバックアップしたり同期させたりすることができる。