JP-Secure、新たに仮想化環境をサポートしたLinux対応の国産WAF製品

 ジェイピー・セキュア(JP-Secure、本社:川崎市)は2008年9月8日、Linux対応Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)の最新版「SiteGuard Ver.3.00」をリリースした。新たにVMware仮想化環境に正式対応した。

 Webアプリケーションに対する攻撃パターンをシグネチャのパターンマッチングによって防ぐ国産のWAF製品。ネットワークセキュリティ専門家によってチューニングされた定義ファイル「トラステッド・シグネチャ」を標準搭載し、多重防御機能との併用によって既知の攻撃の97%を防ぐという。

 また、自己学習するパラメータ検査機能によって、アプリケーションに対応したホワイトリストを作成する。未知の攻撃への予防も可能。導入にあたっては煩雑なポリシー策定が不要で、シグネチャ自動更新によって運用負荷も軽いという。

 サーバライセンス価格(税込み)は、初年度186万9000円、次年度以降56万700円。初年度1億円の売り上げを目指す。

 ジェイピー・セキュアは日本エフ・セキュアの元従業員が2008年7月に設立した。日本エフ・セキュアから「F-Secure サイトガード Linuxサーバ版」の譲渡を受け、8月から販売・サポートを開始している。

製品情報
http://www.jp-secure.com/cont/products/index.html

ジェイピー・セキュア
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