Black Hat USA 2007は、かなり速いテンポで進行していたものの、内容的には楽しくかつ有益なものであった。今回特に目に付いたのは、セキュリティがビッグビジネスになるというデモンストレーションである。ホールには、ビジネスチャンスをうかがう新顔と古顔のベンダが入り交じっていた。そうしたこともあって、今年のコンファレンス会場には今までとは何か異なる雰囲気が漂っていたという印象を、私は未だ感じ続けている。
Open Source Software Institute(OSSI)の部長を務めるJohn Weathersby氏が本日Linux.comに伝えたところでは、アメリカ海軍省は即時発効の命令として、今後海軍の調達するすべてのソフトウェアに関してはオープンソースソフトウェア(OSS)も対象に含めることを新たな方針として定めたとのことだ。