Open Solutions Alliance、相互運用性の促進活動に関するロードマップを公開

 Open Solutions Alliance(OSA)から、同団体における最初のメジャープロジェクトであるCommon Customer View Prototypeに関する内容も含めた、相互運用性の促進活動についてのロードマップがリリースされた。またOSAからは、Unisys、CentricCRM、JasperSoft、Openbravo、SpikeSourceの役員から成るボードメンバの人事についてのアナウンスも出されている。

Microsoftの「メン・イン・ブラック」がフロリダ州のオープンな標準規格に関する法案を抹殺

 フロリダ州上院法案の中に、大々的な告知をせずに締切間際にひっそりと滑り込ませた、オープンなデータ形式を擁護するほんの短い文言があった。しかし24時間も経たないうちに全員が真っ黒なスーツに身を固めた、Microsoft社に雇われた3人のロビイストたちがその上院第1974号法案から気に入らない文言を削除するよう、上院の政府運営委員会(Senate Committee on Governmental Operations)のメンバーに対し圧力をかけた。

ChangeLog:Microsoft、オープン系ファイルフォーマットのサポート宣言と大いに矛盾する

 先週の金曜日にGroklawに投稿された記事によると、テキサス州やミネソタ州で検討中の法案と同様に、現在カリフォルニア州においても公共機関の使用するドキュメント類をオープン系ファイルフォーマットに統一する条例制定が議論されているが、その提案者であるMark Leno氏に対して反対意見のメールを出そうとMicrosoftが呼びかけているそうである。

オープンソースの画像ソフトウェアも対応を開始したXMP

 現在、Linux上でXMP(Extensible Metadata Platform)をサポートすることに異なる2つのオープンソースプロジェクトが取り組んでいる。XMPとは、XMLベースのデジタル画像用のメタデータの標準規格で、JabberプロトコルのXMPPとは似た名前ではあるがまったくの別物だ。XMPはもともとは写真画像に関するものだったが、写真以外のアプリケーションやデータもXMPから同様の恩恵を受けることができる。そのためXMP対応に取り組むオープンソースプロジェクトは、誰にとっても注目に値する。

ChangeLog:Linux FoundationがLSBアップデートとテスト用ツールをリリース

 週末の復活祭には、ちょっとした贈り物がLinux開発者たちのもとに届いたことだろう。Linux Foundationが、Linux Standard Base(LSB)のアップデートと共に、テスト用ツールキットをリリースしたのだ。Linux開発者や独立系ソフトウェアベンダ(ISV)は、このツールキットを利用してソフトウェアがこのLSBに準拠しているかどうかを検証できる。

Webサービスのセキュリティ仕様「WS-I BSP」の最終版が公開――IBM、Microsoft、Novell、Oracle、SAPが相互運用性をデモ

 Web Services Interoperability Organization(WS-I)は4月3日、Webサービスのセキュリティと相互運用性を実現するためのガイドラインとなる「WS-I Basic Security Profile(BSP) 1.0」の最終版を公開した。同仕様は、Webサービス構築のためのガイドライン「WS-I Basic Profile 1.1」に基づいて策定されている。

ウェブベースのアプリケーションをオフラインでも

Web 2.0の教えによれば、もはやデスクトップアプリケーションのことは忘れて、AJAX化されたブラウザベースのアプリケーションを使うべきだという。というのもウェブアプリケーションなら、インターネットへの高速接続さえあれば、どのOSからでもどこにいても利用することができるからだ。けれども、オンラインでいられないときにはどうすれば良いのだろうか?FirefoxやOperaなどのブラウザでは今、この問題を解決すべく、アプリケーションをいつでもどこでもオフラインで実行できるようにするための取り組みが進んでいる。