Bluetooth SIG:Nokiaの近距離無線技術「Wibree」を統合 2007年6月13日19:57 近距離無線技術Bluetoothの標準化団体、Bluetooth SIGは12日(米国時間)、フィンランドのNokiaが開発した近距離無線通信技術「Wibree」の仕様をBluetoothに統合すると発表した。Wibreeの超低消費電力などの特長を、Bluetoothに組み込んでいく。
ニューヨーク州がODFの導入を検討する調査を開始――Open XMLとODFの両陣営の狭間で新法案の行方に注目が 2007年6月8日18:31 米国ニューヨーク州がドキュメント形式としてオープン標準を採用するかどうかの是非を検討することになった。ただし、今回の動きはISO標準のOpen Document Format(ODF)の推進者にとって必ずしも朗報とは言えないかもしれない。
経産省、情報システムの「相互運用性フレームワーク案」を公開 意見募集 2007年5月2日17:15 経済産業省は2007年5月1日、政府や公共機関が情報システムを調達する際に相互運用性確保の点で留意すべき事項をまとめた「情報システムに係る相互運用性フレームワーク(案)」を公開した。30日までパブリックコメントを受け付ける。
PCは「リモート管理」の時代へ――新管理規格「DASH」に準拠したPCが今年後半に登場 2007年4月27日18:08 今年後半から来年にかけて、高度なリモート管理機能を備えた企業向けPCが相次いでリリースされる見込みだ。新しい管理規格「DASH」に準拠した新CPUプラットフォームをIntelが投入するからである。PCも本格的なリモート管理の時代に突入すると見てよさそうだ。
コニカミノルタBTがLinux Foundationに参加 2007年4月26日20:11 Linuxの成長を促進するための非営利団体、Linux Foundationは4月24日、コニカミノルタビジネステクノロジーズがLinux Foundationのメンバー企業として参加したことを発表した。
Open Solutions Alliance、相互運用性の促進活動に関するロードマップを公開 2007年4月23日10:38 Open Solutions Alliance(OSA)から、同団体における最初のメジャープロジェクトであるCommon Customer View Prototypeに関する内容も含めた、相互運用性の促進活動についてのロードマップがリリースされた。またOSAからは、Unisys、CentricCRM、JasperSoft、Openbravo、SpikeSourceの役員から成るボードメンバの人事についてのアナウンスも出されている。
Microsoftの「メン・イン・ブラック」がフロリダ州のオープンな標準規格に関する法案を抹殺 2007年4月19日22:54 フロリダ州上院法案の中に、大々的な告知をせずに締切間際にひっそりと滑り込ませた、オープンなデータ形式を擁護するほんの短い文言があった。しかし24時間も経たないうちに全員が真っ黒なスーツに身を固めた、Microsoft社に雇われた3人のロビイストたちがその上院第1974号法案から気に入らない文言を削除するよう、上院の政府運営委員会(Senate Committee on Governmental Operations)のメンバーに対し圧力をかけた。
Google、Yahoo!、MicrosoftがSitemapプロトコルの強化を発表――検索クローラーが最新のサイトマップを自動登録 2007年4月13日10:32 米国Google、Yahoo!、Microsoftの3社は4月11日、検索エンジンによるコンテンツのインデックス登録作業を簡素化できるよう設計された「Sitemap」プロトコルの機能を強化したと発表した。
ChangeLog:Microsoft、オープン系ファイルフォーマットのサポート宣言と大いに矛盾する 2007年4月12日12:27 先週の金曜日にGroklawに投稿された記事によると、テキサス州やミネソタ州で検討中の法案と同様に、現在カリフォルニア州においても公共機関の使用するドキュメント類をオープン系ファイルフォーマットに統一する条例制定が議論されているが、その提案者であるMark Leno氏に対して反対意見のメールを出そうとMicrosoftが呼びかけているそうである。
オープンソースの画像ソフトウェアも対応を開始したXMP 2007年4月12日10:38 現在、Linux上でXMP(Extensible Metadata Platform)をサポートすることに異なる2つのオープンソースプロジェクトが取り組んでいる。XMPとは、XMLベースのデジタル画像用のメタデータの標準規格で、JabberプロトコルのXMPPとは似た名前ではあるがまったくの別物だ。XMPはもともとは写真画像に関するものだったが、写真以外のアプリケーションやデータもXMPから同様の恩恵を受けることができる。そのためXMP対応に取り組むオープンソースプロジェクトは、誰にとっても注目に値する。
ChangeLog:Linux FoundationがLSBアップデートとテスト用ツールをリリース 2007年4月11日11:29 週末の復活祭には、ちょっとした贈り物がLinux開発者たちのもとに届いたことだろう。Linux Foundationが、Linux Standard Base(LSB)のアップデートと共に、テスト用ツールキットをリリースしたのだ。Linux開発者や独立系ソフトウェアベンダ(ISV)は、このツールキットを利用してソフトウェアがこのLSBに準拠しているかどうかを検証できる。
Linux Foundation、Linux標準規格「LSB」をアップデート――Linuxアプリの自動テスト用ツールキットもリリース 2007年4月11日11:10 非営利団体Linux Foundationは4月9日、Linux Standard Base(LSB)規格をアップデートするとともに、各種Linuxディストリビューションに対応するアプリケーションの開発を支援する自動テスト用ツールキットをリリースした。
Ethernet上にFC-SANプロトコルを統合する新仕様が標準化プロセスへ――iSCSIとは異なりデータセンターやHPCシステムでの利用を想定 2007年4月10日16:16 米国の複数のITベンダーが、Ethernet上でファイバ・チャネルSAN(Storage Area Network)プロトコルを動作可能にする新たな仕様を提案した。
Webサービスのセキュリティ仕様「WS-I BSP」の最終版が公開――IBM、Microsoft、Novell、Oracle、SAPが相互運用性をデモ 2007年4月5日09:56 Web Services Interoperability Organization(WS-I)は4月3日、Webサービスのセキュリティと相互運用性を実現するためのガイドラインとなる「WS-I Basic Security Profile(BSP) 1.0」の最終版を公開した。同仕様は、Webサービス構築のためのガイドライン「WS-I Basic Profile 1.1」に基づいて策定されている。
コール制御標準「CCXML」の役割を理解する――標準ベースのVoIPアプリケーションの開発が可能に 2007年3月29日13:44 完全なオープン標準ベースの音声アプリケーションの開発を可能にするコール制御記述言語「CCXML(Call Control XML)」に注目が集まっている。同仕様がどのような役割を担い、何を実現しようとしているのかについて紹介する。
PCのリモート診断を可能にする新しい管理標準「DASH」が登場--電源オフや起動不可のPCにも対応 2007年3月27日10:07 新しいPC管理技術の開発が進んでいる。標準化団体DMTF(Distributed Management Task Force)によると、電源がオフになっていたり、起動できなかったりするマシンについても、この技術を使えばリモート操作でOSを起動し、診断や修理などを行えるという。
IBMら18社、共同策定のSOA仕様を標準化団体に提出――構想発表から1年半、SCA/SDO仕様はOASISで標準化へ 2007年3月23日09:34 18社のベンダーが参加しているSOA(サービス指向アーキテクチャ)アライアンス「Open SOA Collaboration」は3月21日、共同で策定した2つのSOA関連仕様を標準化団体OASISに提出すると発表した。
IPTV:標準化目指す団体「Open IPTV Forum」発足 2007年3月20日18:42 日韓欧米の家電・通信業界の大手9社が19日、IPテレビ関連技術の標準化を目指す業界団体「Open IPTV Forum」を設立したと発表した。IPTVサービスの配信のための標準仕様策定を目指し、年内に成果を公開する予定。
IBM、Lotus Notes/Domino 8のベータ版をリリース――製品版リリースは今年半ばの予定 2007年3月16日10:32 米国IBMは3月14日、今年半ばに製品版リリースが予定されている、コラボレーション・ソフトウェアの「Lotus Notes/Domino 8」パブリック・ベータ版をリリースし、開発が順調に進んでいることをアピールした。
ウェブベースのアプリケーションをオフラインでも 2007年3月16日10:10 Web 2.0の教えによれば、もはやデスクトップアプリケーションのことは忘れて、AJAX化されたブラウザベースのアプリケーションを使うべきだという。というのもウェブアプリケーションなら、インターネットへの高速接続さえあれば、どのOSからでもどこにいても利用することができるからだ。けれども、オンラインでいられないときにはどうすれば良いのだろうか?FirefoxやOperaなどのブラウザでは今、この問題を解決すべく、アプリケーションをいつでもどこでもオフラインで実行できるようにするための取り組みが進んでいる。