NECとSAPジャパン、製造業向けソリューション領域で協業を強化

 NECとSAPジャパンは11月20日、製造業向けソリューション領域で協業を強化したと発表した。NECがSAPの推奨するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャー(SOA)ソリューション基盤の「SAP NetWeaver」を活用した各種ソフトウェアの連携実証を行うほか、「SAP NetWeaver」に精通したSAPコンサルタントを育成する「製造業eSOAソリューションセンタ」を発足させる。

BEA、TPモニタ新版「Tuxedo 10.0」をリリース――SALT新版とトランザクション追跡製品も同時出荷

 米国BEA Systemsは10月2日、トランザクション処理(TP)モニタの新版「Tuxedo 10.0」をリリースした。新版では、SOA(サービス指向アーキテクチャ)環境でのTuxedoアプリケーションのサポートを強化したほか、最新の暗号化技術を導入しセキュリティ機能の向上を図っている。

BEA、次世代アプリ開発を支援する新プロジェクト「Genesis」を明らかに――BEA主催の年次コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」が開幕

 「パッケージ型のビジネス・アプリケーションの時代は終わりに近づいている。今後は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて開発された、ビジネスの変化にリアルタイムに対応できる次世代のコンポジット・アプリケーションの登場が求められる」──そう主張するのは、米国BEA Systemsの創設者で会長兼CEOのアルフレッド・チュアング氏だ。氏は、米国サンフランシスコで開催された同社の年次ユーザー・コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」(2007年9月11日~12日開催)の開幕基調講演において、ビジネスの変化にダイナミックかつ迅速に対応できる次世代ビジネス・アプリケーションの開発を促進する新プロジェクト「Genesis」の内容を明らかにした。

サン、日本政府の「IT新改革戦略」の実現に向けたプロジェクトに参画

 サン・マイクロシステムズ(サン、末次朝彦社長)は9月10日、内閣府が公募した「地域活性型先導的情報通信産業モデル実証事業」に参画し、モデル事業の中で高度なネットワークセキュリティを実現する「トラステッドネットワーク・プロジェクト」を沖縄で開始したと発表した。

SOAの導入を成功させるための10のステップ――SOA導入プロジェクトの経験者から聞き出した秘訣を一挙公開

 SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、ビジネス・ニーズに応じて、新しいサービスを短期間で構築できる俊敏なITインフラを実現するべく考え出されたアーキテクチャである。このSOAの導入にあたっては、これまでの大規模なITプロジェクトがそうであったように、数多くの問題に直面することになる。そこで、SOAの導入に携わってきた多数のアーキテクトやシステム開発者、会社役員などの経験談や業界アナリストらの助言から得た、SOAの導入を成功させるために必要な10のステップを紹介しよう。

SOA環境を着実に取り込みつつあるSAPのERPプラットフォーム――SAPユーザーの多くがSOAのメリットを享受

 つい最近まで、SOA(サービス指向アーキテクチャ)の台頭により、これまでドイツのSAPと米国Oracleの独壇場であったERPアプリケーションの市場は終焉に向かうという見方が支配的だった。実際に、調査会社のAMRリサーチは昨年8月の段階ではそのように予測していた。しかし、ここに来て、SAPユーザーがSOAのメリットを着実に享受しつつあることが明らかになってきた。

日本IBM、SOAベース開発を容易にする「WebSphere」新製品を発表――業務単位概念「ビジネス・サービス」に基づき、業務システム開発期間の短縮を図る

 日本IBMは7月19日、「WebSphere」ファミリーの新製品として、システム開発ソフトウェア・スイート「WebSphere Business Services Fabric V6.0.2」を7月20日から出荷開始すると発表した。同スイートは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づく業務システムの開発期間の短縮を図るための製品である。

IBM、SOA/Webサービス関連技術の特許を開放――150以上の知的財産で特許権を不行使、ロイヤリティ・フリーのライセンス契約も不要に

 米国IBMは7月11日、同社が保有する知的財産の一部を、だれもが普遍的かつ永続的に利用できるように開放すると発表した。開放の対象となるのは、 SOA(サービス指向アーキテクチャ)やWebサービス関連の標準規格を実装する際に必要となる特許で、その数は150件を超えている。

日本オラクル、SOAに基づく業務プロセス統合のためのソフト

 日本オラクル(新宅正明社長)は、SOAに基づく業務プロセス統合のためのソフトウェア「プロセス統合パック」を7月10日に発売した。ラインアップは「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM On Demand」の統合パック、「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM」の統合パックの2種類で、価格は1CPUあたり375万円から。