Ruby次期安定版の試作版「Ruby 1.9.2 preview1」公開
プログラミング言語「Ruby」の次期安定版「Ruby 1.9.2」の試作見本となる「Ruby 1.9.2 preview1」が2009年7月20日公開された。いくつかの仕様改訂とライブラリ整備が含まれる。公式サイトからダウンロードできる。
1.9.2 preview1では、Socket APIのオブジェクト化をより進めたほか、2038年問題解消のためTimeを再実装・拡張し、乱数列のための新しいRandomクラスを追加した。また、アプリケーションフレームワーク「Merb」ユーザーから要望の多かったMethod#parametersを備えた。今後、ユーザーの意見をもとにRuby 1.9.2の仕様を確定する予定
同時に、最新安定版「Ruby 1.9.1-p243」も公開した。1.9.1系統のパッチレベルリリースで、さまざまなバグフィックスを含む。Ruby 1.9.2 preview1と同じく、公式サイトからダウンロードできる。
Ruby公式サイト
http://www.ruby-lang.org/
「Ruby 1.9.2 preview1リリース」
http://www.ruby-lang.org/ja/news/2009/07/20/ruby-1-9-2-preview1-released/
「Ruby 1.9.1-p243リリース」
http://www.ruby-lang.org/ja/news/2009/07/20/ruby-1-9-1-p243-released/