米REAL Software、マルチプラットフォーム対応の統合開発環境新版「REALbasic 2009 リリース2」
米REAL Softwareは2009年4月14日(米国時間)、開発ツールの新版「REALbasic 2009 リリース2」を発売した。1つのソースコードからWindows/Mac/Linuxの各プラットフォーム用プログラムを直接作成できるのが特徴。REAL Software日本語部はあわせて、REAL Software全製品の価格を引き下げた。
簡単なユーティリティから企業内の業務プログラムまで、さまざまなアプリケーションの開発に対応する統合開発環境。新版では70カ所以上を改良し、COMオートメーションのサポートなど18の新機能を実装。COMオートメーションをサポートする他のWindowsアプリケーションに指示を出すアプリケーションの作成に対応したほか、MySQLのコミュニティ版を正式にサポートした。
また新バージョンにあわせてソフトウェア会社・専業技術者向けの新エディション「REAL Studio」を追加した。プロフェッショナル版の全機能を備え、どのOSのどのコンピュータに何台でもインストールできるライセンスキー、同時接続数制限のないREAL Serverライセンスを用意。作業自動化のためのIDEスクリプトを備える。
同社のサイトからダウンロード販売。販売価格は「パーソナル版」が9900円(旧価格は12500円、Linux版は無料)。「プロフェッショナル版」が3万4800円(同6万2500円)。「REAL Studio」は17万8000円。また、無料の30日間体験版も用意した。
REAL Software
http://www.realsoftware.com/