Oracleのアプリ開発責任者があらためてFusion戦略を語る──「既存製品を強化しながら標準ベースの選択肢を提供」

 米Oracleのアプリケーション開発担当シニア・バイスプレジデント、ジョン・ウーキー氏は、同社の既存ビジネス・アプリケーション・ラインの継続開発を統括している。その中には「Oracle E-Business Suite」「PeopleSoft Enterprise」「J.D. Edwards EnterpriseOne」「同World」などが含まれる。同氏はまた、同社の次世代アプリケーション群「Fusion」の開発の責任者でもある。Computerworld米国版は先ごろ同氏に、Fusionおよび現行アプリケーションの開発の現状と今後の方向性について話を聞いた。

日本オラクル、人材管理アプリケーションの最新版「PeopleSoft HCM」

 日本オラクル(新宅正明社長)と日本オラクルインフォメーションシステムズ(村上智代表取締役)は8月1日、大手企業向け人材管理アプリケーションの最新版「PeopleSoft Enterprise 9 ヒューマン キャピタル マネジメント(PeopleSoft HCM)」の販売を開始した。ライセンス価格は、社員5000人の企業が導入する場合で3200万円。

元Sleepycat CEO、Oracleの組み込みデータベース戦略を語る

 米Oracleは大規模データベース市場で大きな支配力を有しているかもしれないが、小規模なデータベースを求めるユーザーにはあまり評価されてこなかった。Oracleが2月に買収したSleepycat Softwareの元CEOで、現在、Oracleの組み込み技術担当バイスプレジデントを務めるマイケル・オルソン氏は、そうしたこれまでの状況を変革しようと試みている。