AI向けプロセッサなどを手がける米Wave Computingは12月17日(米国時間)、「MIPS Open Initiative」を発表した。2018年6月に同社が買収したMIPS TechnologiesのMIPS命令セットアーキテクチャ(ISA)をオープンソースで公開し、MIPSの採用例増加を目指す。
Nehalem-EPコア搭載Xeon 5500番台の概要と対応サーバ一覧
インテルは2009年4月6日、Nehalemコアを搭載する「インテル Xeon プロセッサー 5500番台」(以下、Xeon 5500番台)を正式発表した。これを受け、各社から同シリーズを搭載するサーバが登場している。ここでは、Xeon 5500番台の概要をお伝えし、搭載サーバのライアンアップをまとめておく。
2009-04-09更新:日本HP製サーバの情報を追加
ソフトウェア定義シリコンの英XMOS、コミュニティサイトを立ち上げ
ソフトウェア定義シリコン技術の英XMOS Semiconductorは12月5日(英国時間)、開発者コミュニティサイト「xlinker.org」を立ち上げたことを発表した。自社技術に関する知識を共有したり、コードレポジトリを作成する場を目指すという。
Power Architecture終焉の噂を払拭する新Linux搭載PowerStation
PowerStationプラットフォーム上のYellow Dog Linuxを開発しているTerra Softが、従来のデザインとパフォーマンスを超えるクワッドコアPowerPCデスクサイド・タワーを7月中旬にリリースする。これにより、ワークステーション市場とサーバー市場に安価なPower Architectureが再登場することになる。
ASUS、Intel P45 Expressチップセットを搭載したP5Qマザーボードシリーズ
ASUSTeK Computer(ASUS)は、Intel CorporationのIntel P45 Expressチップセットを搭載するP5Qマザーボードシリーズ8製品を順次発売する。価格はオープン。
フリースケール、Linuxスタータ・キット付き組み込み用Powerプロセッサ
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(本社:東京都目黒区)は、Powerアーキテクチャをベースとした組み込み向けプロセッサ「MPC5123」を2008年第3四半期末からサンプル出荷する。Linux OSベースの組み込み設計を簡素化する低価格の開発キットをバンドルする。
インテル、モバイルネット端末向け超小型CPU「Atom」と半導体セット
インテルは4月2日、インターネット端末など携帯機器向けの超小型CPU「Atom(アトム)」とAtomを中心にした半導体セット「Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」を発表した。消費電力が小さく、PC用向けWebサイトの閲覧ができるようソフトウェアの互換性にも配慮したのが特徴。夏以降、パソコンメーカーなどが搭載端末を順次発売する予定。会見で吉田和正・共同社長は「Atomで新しいインターネット体験とブロードバンドサービスを広げていきたい」と意気込みを述べた。
インテル、モバイル機器向け新プロセッサブランド「Atom」発表
インテルは2008年3月3日、新しいモバイル向け低消費電力プロセッサのブランド「インテル Atom プロセッサー」を発表した。Core 2 Duoの命令セットとの互換性を維持しながら、大幅な省電力化を実現したという。第2四半期(4~6月)に製品発表し、合わせて採用製品が市場に登場する見込み。
マルチコアCPUを活用したファイル圧縮
デスクトップ・コンピューターに搭載されているCPUのコアは2個から4個、やがては8個へと増加の一途だ。それに応じてソフトウェアが計算量の大きな処理を並列処理する能力の重要性も増している。圧縮関連のツールでは、 mgzip と pbzip2 がマルチコアに対応しており、前者は圧縮処理に、後者は圧縮とその復元処理にマルチコアを活用することができる。
STマイクロ、「Nomadik」プロセッサにLinux・Qtopia環境を追加
伊仏合弁の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスは、携帯機器向けマルチメディア・プロセッサ「Nomadik STn8815」を拡張して、LinuxとノルウェーTrolltechのGUIフレームワーク「Qtopia」に対応させた。日本法人のSTマイクロエレクトロニクス(本社:東京都港区)が2008年2月13日発表した。
Intel:世界シェアは76% パソコン用プロセッサー
調査会社の米IDCは1月22日(米国時間)、07年第4四半期の世界のパソコン用プロセッサー出荷台数は前期比8.5%増加したと発表した。2四半期連続で過去最高。シェアは米Intelが76.7%、米AMDが23.1%で、大きな変動はなかった。
インテル、ノートPC、デスクトップPC、サーバー向けの新型CPU16機種
インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)は1月8日、ノートPC向けCPUを5モデル、デスクトップ向けCPUを7モデル、サーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon」4モデルの合計16製品を発表した。全モデルで新設計のトランジスタと45nm Hi-kプロセス技術を採用。速度を向上させるとともに、エネルギー効率が高く、省電力性に優れている。
企業コンピューティング15領域のテクノロジー・トレンド予測[後編]
空飛ぶ自動車、考える機械、部屋を掃除する子供たち──こうしたたぐいのものであっても、今はともかく、現実のものとなる日が来るかもしれない。だが、本稿で提示するのは、このようなあてずっぽうの占いではない。企業コンピューティングの15領域に関して、今日のテクノロジーをベースとして「次に来るテクノロジー」の予測を示す。なかには外れるものもあるだろうが、企業コンピューティングの未来像を考えるうえで、議論を深める一助になればと願っている。
インテル、グリーンITを支える次世代CPU技術を披露
インテルは12月17日、同社の最新CPU/プラットフォーム技術を披露する技術セミナー「インテル プラットフォーム技術セミナー 2007」を開催した。基調講演には、米国Intelのコーポレート・テクノロジー統括本部でインテル・フェロー兼マイクロプロセッサー・テクノロジー・ラボ ディレクターを務めるシェーカー・ボーカー(Shekhar Borkar)氏が登壇し、未来のCPU像とグリーンITを実現する次世代技術を説明した。
「スパコンをノートPCサイズへ」――IBMがCPUコア間通信を高速化する新技術を披露
米国IBMは12月6日、電気の代わりに光パルスでCPUコア間のデータ伝送を行い、伝送速度を従来より最大100倍高速化する新技術の研究成果を発表した。この技術が実用化されれば、スーパーコンピュータがノートPC並みのサイズになる可能性があるという。
米AMD:クアッドコアCPUと対応チップを発表
米AMDは11月19日(米国時間)、デスクトップPC向けのクアッドコア・プロセッサー「Phenom」と対応チップセット「AMD7」シリーズを発表した。ゲーマーやマニア向けで、先に発表したグラフィックプロセッサー(GPU)と合わせて「Spider」プラットフォームと呼んでいる。
インテル、高速・低電力のサーバーやハイエンドPC向け新型CPU16製品
インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)は11月13日、ハイエンド・デスクトップPC向け「Core 2 Extreme QX9650」と、サーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon」の新型15機種の計16製品を発表した。
米Intel:45ナノ時代に移行 新プロセッサー出荷
米Intelは11月11日(米国時間)、45ナノメートル(10億分の1メートル)単位での半導体加工技術を実用化し、プロセッサーの出荷を開始すると発表した。05年に65ナノを実現していたが、一段と微細化。同じ面積で約2倍の量の半導体を集積できるようになり、プロセッサーの性能向上、消費電力の削減を実現した。
米AMD:HPC用プロセッサー「FireStream 9170」発表
米AMDは11月8日(米国時間)、科学研究などに使われるHPC(High Performance Computing)用プロセッサー「FireStream 9170」を発表した。08年1月~3月に出荷開始する予定。
パソコン:プロセッサー出荷台数が過去最高
調査会社の米IDCはこのほど、07年第3四半期の世界のパソコン用プロセッサー出荷台数は前期比14.3%増加し、過去最高となったと発表した。デスクトップ用は7.7%増にとどまったが、ノート用が26.6%増加した。