インテル、政府が進める「セキュアVM」開発に仮想化技術を提供

 インテルと筑波大学は10月11日、国のセキュリティ対策の一環として開発が進む次世代高セキュリティ環境を実現するための「セキュアVM」の開発で協力すると発表した。インテルは、セキュアVMの開発を取りまとめている筑波大学に対して、「バーチャライゼーション・テクノロジー」(VT)や「トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー」(開発コード名:LaGrande)など、同社の仮想化技術を提供する。

IPA、4自治体でオープンソースデスクトップ導入の実証実験を開始

 独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)は2006年10月2日、地方自治体のオープンソースソフトウェア(OSS)の活用を推進するための実証実験を4自治体で開始すると発表した。OSSデスクトップ環境を業務に使用するもので、公募で選んだ栃木県二宮町、山形県、大分県、千葉県市川市で実施する。期間は2007年2月まで。

フリーソフトウェアイニシアティブ理事長、新部 裕氏へのインタビュー

フリーソフトウェアイニシアティブ(Free Software Initiative of Japan:FSIJ)の理事長を務める新部 裕氏は、ベテランのDebian開発者であり、根っからのハッカーでもある。インドのバンガロールで開かれた第4回GPLv3国際会議(Fourth International Conference on GPLv3)での彼の講演の後、フリーソフトウェアとその発展を促す彼の活動が日本でどの程度受け入れられているかを知るために話を伺った。