IPA、ソフトウェア開発プロセス改善プロジェクトの調査実施企業を公募
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、ソフトウェア開発プロセスの改善や評価手法について調査・研究開発を行うプロジェクト「2007年度産学連携ソフトウェア工学実践拠点に関する第I期テーマ型」の実施企業の公募を2007年5月18日開始した。締切は5月29日午後5時。
ソフトウェア・エンジニアリングの普及を目指すプロジェクトで、産官学が協力することで国内ソフトウェア産業におけるエンジニアリング・アプローチの定着化と抜本的な強化を目指す。
今回の公募は「SEI(仮称)調査」「先進的見積もり手法実証と普及展開の調査」「ソフトウェア開発データ白書の調査」「定量データ分析支援システムの調査」「信頼性評価指標の調査」の5項目で、課題を洗い出し、調査を行う。調査期間終了日は2008年2月15日。
申し込みは、電子申請で受け付け、IPA発行の申請用電子証明書が必要。書類審査とヒアリング、また必要に応じて財務調査を実施し、審議委員会の審議を経て、実施企業を決定する。採択案件は請負契約となり調査費用はIPAが負担する。なお、成果物の知的財産権はIPAに帰属し、Webなどで公開する予定。【鴨沢 浅葱/Infostand】
「2007年度産学連携ソフトウェア工学実践拠点に関する第Ⅰ期テーマ型」の公募
https://sec.ipa.go.jp/download/200705koubo2.php