東証、新売買システム開発を富士通に委託 Linuxと「PRIMEQUEST」で構築

 東京証券取引所は、2009年後半稼働予定の新売買システムの開発を富士通に委託した。ハードウェアにItanium搭載の基幹業務向けIAサーバ「PRIMEQUEST」、OSにLinuxを採用する。東証の西室泰三社長が2006年12月19日の会見の席上、明らかにしたもので、「技術的な観点から総合的に判断」して決めたとしている。

デルとトレンドマイクロ、サーバセキュリティソリューションで提携

 デル(本社:川崎市)とトレンドマイクロ(本社:東京都渋谷区)は2006年12月14日、サーバ向けセキュリティソリューションで提携したと発表した。デルのx64サーバ「PowerEdge」とNAS「PowerEdge Storage Server」シリーズのBTOメニューにトレンドマイクロのWindowsおよびLinux向け総合セキュリティ製品を追加する。19日から販売する。

米ストラタス、最新のCPUを搭載しOSに「VOS」を採用した無停止サーバー

 米ストラタステクノロジーは、「ftServer Vシリーズシステム」の新製品として、フォールト・トレラント専用OS「VOS」を搭載した3モデルを発表した。これにより、カスタマーサイトで稼働中の既存アプリケーションの投資保護と最新テクノロジーによるパフォーマンス、生産性の向上を実現すると表明した。

NEC、IAサーバ「Express5800」シリーズのLinuxラインアップを強化

 NECは2006年11月30日、IAサーバ「Express5800」シリーズで、Red Hat Enterprise Linux v.4 ES(RHEL 4 ES)対応製品のラインアップを強化した。Linuxプリインストールのパッケージ製品「Express5800/セレクションパック」や、既存製品に新たに対応したサポートサービス「Linux基本サービスセット」を追加、同日から出荷開始した。

日本HP、5万円からのタワー型エントリーサーバー、X86サーバーの価格も改定

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は10月19日、タワー型X86サーバーのエントリーモデル「HP ProLiant ML110 Generation4」を発売すると発表した。フルカスタマイズCTO(注文仕様生産)にて、直販サイト「HP Directplus」と販売代理店を通じて販売、10月24日から出荷を開始する。価格は最小構成で5万4810円から。

ストラタス、フォールトトレラントサーバの上位機種もLinuxをサポート

 日本ストラタステクノロジー(本社:東京都千代田区)は、フォールトトレラント(無停止型)IAサーバのハイエンドモデル「ftServer 5700」およびミッドレンジモデル「ftServer 4300」の対応OSにLinuxを追加した。2006年10月23日から販売を開始する。価格はそれぞれ551万5000円から。386万2800円から(ともに保守費用別)。

日本HP、「SUSE Linux Enterprise Server 10」の販売開始、エントリ向け強化

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2006年10月11日、ノベルのエンタープライズ向けLinux OS「SUSE Linux Enterprise Server 10」(SLES10)の販売を開始した。HPの「HP ProLiant」サーバファミリとの組み合わせ用で、1CPUのみ・サポートなしのエントリ製品を用意し、中小規模企業でも導入しやすくなった。