NEC、水冷式静音サーバにLinux搭載モデルを追加

 NECは、タワー型きょう体の水冷式静音サーバ「Express5800/110Gb-C」にLinux搭載モデルを追加、2006年11月27日から販売する。最大動作時騒音値30dB以下(ささやき声程度)の動作音で、病院などの静音性が求められる場所に向くという。

 静音性を高めると同時に、水冷ユニットなどの各種パーツの監視をサーバ管理ソフト「ESMPRO」上で行うことで信頼性を確保した。Linuxの設定方法などの問い合わせに対応するサービスを標準添付する。CPUはPentium 4 531(3GHz)/650(3.40GHz)。ディスクレスモデルで、HDDは別途購入が必要。価格は、Red Hat Enterprise Linux v.4 ES搭載モデルが22万1000円から。

 同時にデュアルコアXeon 3040(1.86GHz)/3060(2.4GHz)を搭載したラックマウント型サーバ「Express5800/110Rh-1」とタワー型サーバ「Express5800/110Ek」を発売する。価格は、それぞれ22万4000円から、15万3000円から(ともにOSなしの場合)。【鴨沢 浅葱/Infostand】

NEC
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