NEC、低電圧版デュアルコアCPU搭載のブレードサーバー

 NEC(矢野薫社長)は10月25日、サーバーやネットワーク、ストレージを統合できるブレードシステム「SIGMABLADE」で、インテルの省電力タイプのデュアルコアCPU「低電圧版デュアルコア Xeon 5148」を搭載したブレードサーバーを発売した。

 「Express5800/120Bb-6」の最新モデルで、CPUには低電圧版デュアルコアCPU「Xeon 5148 (2.33GHz)」を2基搭載。低電圧版「Xeon」を採用することで、従来のデュアルコアCPU「Xeon」に比べ消費電力を2分の1に抑えた。また、負荷状況に合わせCPUの動作周波数を制御することで、消費電力を削減する機能も備える。価格は43万円。高さ10U(1U=44.5mm)のブレードサーバー収納きょう体「SIGMABLADE-H」の場合で最大16枚の装備が可能。高さ6Uのブレード収納きょう体「SIGMABLADE-M」では最大8枚を収納できる。

 NECでは同時に、従来のデュアルコアCPU「Xeon 5130(2GHz)」を2基搭載した「Express5800/120Bb-6」も発売した。価格は39万円。

NEC=http://www.nec.co.jp/
「SIGMABLADE」=http://www.sigmablade.com/

提供:BCN