日本HP、x86サーバー「HP ProLiant」で9機種27モデル

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、ブレード型サーバーを含むx86サーバー「HP ProLiantファミリー」で、最新CPUを搭載した新製品9機種37モデルを発売した。新製品では、AMD製、インテル製のCPUを選択可能なラインアップを揃えた。

 AMDの「Opteron」を搭載した「HP ProLiant BL465c」の価格は29万4000円から、「HP ProLiant DL385 Generation 2」は42万円から、「HP ProLiant DL585 Generation 2」は168万円からで、出荷開始はいずれも10月下旬の予定。

 エントリーサーバーの「HP ProLiant ML310 Generation 4」の価格は11万5500円から、「HP ProLiant DL320 Generation 5」は13万2300円からで、出荷開始は11月上旬の予定。

 インテルの低電圧版デュアルコアCPU「Xeon 5148」搭載の「HP ProLiant DL360 Generation 5(低電圧版)」の価格は48万3000円から、「HP ProLiant DL380 Generation 5(低電圧版)」は55万6500円から、「HP ProLiant BL460c(低電圧版)」は43万4700円から、HP ProLiant BL20p Generation 4(低電圧版)」は47万6700円からで、出荷開始は10月下旬の予定。

 AMD Opteronプロセッサ搭載製品には、最新のSocket F(1207)対応「Opteron 2000シリーズ/8000シリーズ」を搭載したブレード型サーバーの新シリーズと、ラックマウント型サーバーを追加。

 2.5インチ SAS (シリアルアタッチドSCSI)ディスクドライブ、iSCSIやTOE(TCP/IPオフロードエンジン)が利用できるマルチファンクションGigabit NIC、広帯域幅デバイスに対応するPCI Expressなどを採用した。

 エントリーサーバーの新製品は、シングルCPU搭載の「HP ProLiant ML310」「同DL320」で、インテルの「Celeron D」のほか、最新のデュアルコアCPU「Xeon 3000番台」を搭載。リモート管理用プロセッサー「iLO2」の標準搭載、日本HPが無償で遠隔モニタリングを行うサービス「HP ISEE」への対応など、少数の管理者でも運用しやすい管理機能は据え置き、価格性能比を向上させた。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/

提供:BCN