デル、x64系サーバー「PowerEdge」シリーズで低電力構成モデル

 デル(ジム・メリット社長)は12月11日、x64系サーバー「PowerEdge」シリーズで、低電力構成モデル「PowerEdge 1950」と「PowerEdge 2950」を発表した。「PowerEdge 1950」を12月11日に、「PowerEdge 2950」を12月14日に発売する。価格は、「PowerEdge 1950」が42万1470円から、「PowerEdge 2950」が50万4000円から。

 2機種ともにインテルのデュアルコアCPU「Xeon(低電圧版)」を搭載。低電力に合わせた冷却ファン技術、電力効率やエアフロー効率を向上する専用コンポーネントを併せて搭載することで、消費電力を最大24%削減し、ワット当たりの処理性能を最大25%まで高めた。

 また、デルが掲げるより優れたシステム環境の提供を目指した「エナジースマート」のコンセプトに基づく設計・開発を採用。サーバー1台につき年間で数万円のコスト削減が可能で、大規模なデータセンターの場合、年間数億円を削減できる効果があるという。現在3台の標準サーバーを使用している企業では、同じ電力量で4台の「PowerEdge 1950/2950低電力構成モデル」サーバーを稼動させることが可能になる。

デル=http://www.dell.com/jp/

提供:BCN