米Sun、認証ソフトウェア「OpenSSO Express 9」「OpenDS 2.2」を発表

 米Sun Microsystemsは12月15日(米国時間)、オープンソースの認証/シングルサインオンソフトウェア「OpenSSO Express 9」、およびディレクトリサーバー「OpenDS Standard Eition 2.2」を発表した。同社Webサイトよりダウンロードできる。

 OpenSSO Express 9では、細かな認可機能を実現するエンジンが新たに搭載された。Webアプリケーションだけでなくクライアントアプリケーションなどさまざまなリソースで認証サービスを利用でき、イントラネット環境だけでなくインターネット環境でも利用できるという。また、アクセス管理、フェデレーション、Webサービス、マルチファクタ認証などの機能とあわせ、単一のアプリケーションで認可と認証、ポリシー管理を行えるとのこと。

 OpenDS Standard Eition 2.2はオープンソースのLDAPディレクトリサーバー。最新版では、LDAPプロキシー機能を追加、複数のソースからIDを統合可能となった。「Sun Directory Server Enterprise Edition」と併用し、インフラを効率よく拡張できる。ID属性などの要素やトラフィックディストリビューションアルゴリズムをベースにキャパシティの追加や負荷分散などを行うことで、起動時間を能動的に管理できるという。インストーラーも改善した。

米Sun Microsystems
http://www.sun.com/

ダウンロード
https://identitymanagement.dev.java.net/