米Dellは9月9日、一部の国で発売中のAndroidタブレット「Dell Streak」のカーネルソースコードを公開した。GPL違反との指摘と、コード公開を求めるコミュニティの要望を受けてのものとなる。
米Dell、ネットブック「Mini 10v」向けにカスタマイズした「Chrome OS」を公開
米Dellの開発者は11月25日(米国時間)、米Googleが11月19日に公開したオープンソースのOS「Chrome OS」を自社ネットブック「Inspiron Mini 10v」向けにカスタマイズしたビルドを公開した。イメージファイルを専用サイトよりダウンロードできる。
デル、インテル、レッドハットの3社がLinuxサーバへの移行プログラムで協力
デル、インテル、レッドハットの3社は2009年6月23日、SPARCベースのSolaris環境からIAプラットフォームへの企業システムの移行・普及を協力して促進すると発表した。Red Hat Enterprise Linux/デルサーバへの移行にフォーカスしており、同日、デルが移行プログラムの提供を開始した。
デル、ノベルと提携してサーバOS「SUSE Linux Enterprise Server 10」を販売
デル(本社:川崎市)は2008年9月10日、ノベル(本社:東京都品川区)のサーバOS製品「SUSE Linux Enterprise Server 10」のサポート付き販売を開始した。デルのサーバ全機種に対応し、ユーザーは4種類のサポートを選んで購入できる。価格は10万780円~45万4660円。
デルが初のミニノート「Inspiron Mini 9」発売、Ubuntu搭載モデルも用意
デル(本社:川崎市)は2008年9月5日、同社として初のミニノートPC「Inspiron Mini 9」を発売した。インテルのAtomプロセッサを採用し、OSは、Windows XPのほかに、Dellカスタマイズ版のUbuntu 8.04モデルを用意した。国内でLinuxを採用したAtom搭載ミニノートは初めて。Ubuntu搭載モデルは9月下旬出荷の予定。
デル、同社史上最小のデスクトップPC、持ち運びも着せ替えも可能
デルは7月29日、同社史上最小のデスクトップPC「Studio Hybrid(スタジオ ハイブリッド)」を8月末に発売すると発表した。大手家電量販店では各社異なる固定のスペックで販売し、直販サイトでは仕様のカスタマイズに対応する。
デル、バックエンドに設置できる初のラック型ワークステーション
デルは、同社として初のラック型ワークステーション「Dell Precision R5400」を2008年7月22日発売した。本体をデータセンターやサーバルームなどのバックエンドに設置することで、セキュリティ向上やシステム管理者の負担軽減を図れる。最小構成価格は26万8695円。
デル、家庭の2台目を狙う、無線LAN機能充実のノートブックPC、3機種
デルは6月27日、コンシューマー向けノートPCの新ブランド「studio(スタジオ)」を立ち上げ、シリーズ3機種を7月1日から発売すると発表した。BTOに対応し、カラーバリエーションと無線LAN機能を充実させたのが特徴。直販サイト「デルオンラインショップ」や家電量販店で販売する。デルでは新ブランドで家庭の2台目PC需要開拓を狙う。
米Dell、仮想化技術を事前統合したサーバーなど仮想化ソリューション拡大
米Dellは5月7日(米国時間)、仮想化ソフトウェアを事前統合した「Dell PowerEdge R905」などサーバー2機種を発表した。既存サーバーについても、数週間以内に一部機種でハイパーバイザーを統合して出荷する。米Egeneraとの提携により、同社の管理システムも利用可能にする。
Linux対応のハードウェアをデバイスメーカに要求するPCベンダ
ここ何年かでLinuxデスクトップの市場は、デバイスおよび周辺機器メーカにとって無視できないものになった。以前であれば、小さすぎて問題にならないと一蹴されていた市場だ。しかし、状況は変わった。先月、テキサス州オースティンで行われたLinux Foundationの会議で、大手PCベンダのASUSTek Computer、Dell、Hewlett-Packard、Lenovoは、チップセット、コンポーネント、周辺機器のOEM業者に対してLinuxに対応したハードウェアの提供を要求する、との意向を示した。
フリーとサポートとの狭間でオープンソースOSへの対応を進めるデル
昨年7月、デルはオープンソース利用を促進するため、インテルと野村総合研究所(NRI)と共同で、OSS検証センターを開設した。現在はこのセンターを中心にサポート対象外のフリーOSについても動作検証を進め、その情報をホームページなどで公開し始めている。コミュニティが作成するOSのフォローを始めた背景にはどのようなものがあるのか? またその成果は? 実際にその活動を行っている、デルの南部氏とインテルの矢嶋氏に伺った。
米Dell:温暖化防止のNGO「Climate Group」に参加
米Dellは2月27日(米国時間)、温暖化ガス排出量の削減に取り組む英国の環境NGO「Climate Group」に参加したと発表した。自社の省エネと「カーボン・ニュートラル化」(過剰に発生した二酸化炭素の相殺)に取り組む。同NGOのメンバーとなったPCメーカーは初めて。
VMware、自社仮想化技術の統合でHPなど4社と提携
米VMware(米EMC傘下)は2月26日(フランス時間)、仮想化ソフトウェア「VMware ESX 3i」のサーバーへの事前統合で、ハードウェアメーカー4社と提携したことを発表した。3月末以降、4社よりVMwareの仮想化技術を搭載したサーバーが提供される予定だ。これにより、仮想化ソフトウェアの採用を促し、シェアを確保する狙いだ。
米Dell:サーバーは好調 世界シェア3位に上昇
調査会社の米Gartnerはこのほど、07年の世界のサーバー出荷額は前年比3.8%増の約548億ドルだったと発表した。米Dellのシェアが11.4%(06年は10.5%)に拡大、米Sun Microsystemsを抜いて4位から3位に上がった。Dellはパソコンでは苦戦しているが、サーバーでは好調を維持した。
デル、短期間で導入可能なアクセスログ監査ツール付きサーバー
デル(ジム・メリット社長)と網屋(伊藤整一社長)は2月14日、セキュリティ管理ソリューションの提供について提携することを発表した。今回の提携により、網屋のサーバーアクセスログ監査ツール「ALogコンバータ」をデルの業界標準x86系サーバー「PowerEdge」にプリインストールした「PowerEdge + ALogコンバータ プリインストール・モデル」を同日より発売する。税別価格は185万円から。
FOSSにおける絶妙な中庸を目指して
昨年、DellがUbuntuを搭載した一般向けのデスクトップおよびノートPCの提供を開始し、その他の大手コンピュータ会社に先鞭をつける形となった。これに伴い、DellはPC製品のパッケージに何を含めるべきかという点で議論が重ねられた。Dell製PCにUbuntu 7.10のカスタマイズ版とLinDVD(市販のLinux用DVD再生ソフトウェア)が含まれていることを取り上げた最近のiTWireの記事に対しては、法律面での疑問からDellの真意に至るまでのさまざまなコメントが生粋のFOSS支持者たちから寄せられた。明らかに、FOSSコミュニティはユーザを満足させようとしてさまざまな方向に引っ張られている。果たしてほどよい中庸というものは存在するのだろうか。つまり、FOSSコミュニティは純粋主義者と実用主義者の間を取り持ちながら、有用な成果物を提供し続けることができるのだろうか。
米Dell:全米のショールーム「Direct Store」を閉鎖
米Dellは1月30日(米国時間)、米国内のショールーム「Direct Store」140店舗を閉鎖すると発表した。電話・インターネットによる直販と、小売店での販売に注力するためとしている。
パソコン販売:Dellが1年半ぶり2ケタ増 改革成功
調査会社の米Gartnerはこのほど、07年第4四半期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比13.1%増の約7593万台(速報値)だったと発表した。米Dellの出荷台数が同17%増となり、1年半ぶりに2ケタ増を達成したのが目立った。インターネットと電話による直販だけでなく、店頭販売と両にらみの路線に転換したのが奏功した。
Dell:寄付金付きPC ボノの「(PRODUCT) RED」に協力
米Dellと米Mirosoftは1月24日(米国時間)、エイズ対策への寄付金付きのパソコンとプリンターを、世界各国で販売すると発表した。ミュージシャンのボノさんの「(PRODUCT) RED」運動の一環で、売上金の一部がアフリカ諸国の予防・治療費用に充てられる。スイスのダボスで世界経済フォーラム総会が開かれ、アフリカ支援が討議されるのに合わせて発表された。
米Dell:省エネ重視の新ブレードサーバー
米Dellは1月21日(米国時間)、データセンター向けの新しいブレードサーバー製品群「PowerEdge M-Series」の販売を開始した。競合製品と比べて省エネルギーなのが特徴で、“グリーン仕様”が注目されるデータセンター市場に売り込む。