米Dell:全米のショールーム「Direct Store」を閉鎖

 米Dellは1月30日(米国時間)、米国内のショールーム「Direct Store」140店舗を閉鎖すると発表した。電話・インターネットによる直販と、小売店での販売に注力するためとしている。

 創業以来「直販専門」で成長してきたDellは、消費者が購入前に製品を試せる場として、02年からショールームを米内外で展開してきた。しかし、小売店の販売網が広がって、その存在意義が薄れたため、廃止して経営効率化を図る。米国外の店舗は対象としない。

 Dellは業績不振を受けた軌道修正で、昨年6月から各国の量販店や家電店などと次々に店頭販売契約を結んだ。現在、世界で1万以上の小売店がデル製品を販売している。【高森 郁哉/Infostand】

米Dell
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