米Dell:省エネ重視の新ブレードサーバー
米Dellは1月21日(米国時間)、データセンター向けの新しいブレードサーバー製品群「PowerEdge M-Series」の販売を開始した。競合製品と比べて省エネルギーなのが特徴で、“グリーン仕様”が注目されるデータセンター市場に売り込む。
Mシリーズは、30件の特許からなる省エネルギー技術「Energy Smart」を採用した。同社によると、米Hewlett-Packardの「BladeSystem c-Class」に比べて消費電力が最大19%少なく、1W当たりの性能は最大25%優れている。また、米IBMの「IBM BladeCenter H」との比較では消費電力が12%少なく、1W当たりの性能は最大28%優れているという。
10Uサイズのエンクロージャー(収納ケース)製品「M1000e」は、サーバーブレードを16枚まで格納できる。サーバー向けクアッドコア・プロセッサーを2個まで搭載できるサーバーブレード「PowerEdgeM600」と「PowerEdgeM605」に最適化されている。エンクロージャーは5999ドルから、ブレードは1849ドルからで、各国で受注を開始した。【高森 郁哉/Infostand】
Dell PowerEdge
http://www.dell.com/poweredge