組み込み向けSQLデータベースライブラリ「SQLite」の開発チームは2月15日、最新安定版「SQLite 3.11.0」を公開した。Write-Ahead Log(WAL)の強化などが特徴となる。
新たに「UPSERT」機能をサポートした「PostgreSQL 9.5」が登場
オープンソースのリレーショナルデータベース「PostgreSQL」を開発するPostgre Global Development Groupは1月7日、最新安定版となる「PostgreSQL 9.5」を公開した。UPSERTの導入のほか、セキュリティやビックデータ関連機能などが加わっており、利用者を拡大するとしている。
「SQLite 3.10.0」が公開
SQLite開発チームは1月6日、SQLデータベースライブラリの最新版「SQLite 3.10.0」をリリースした。JSON拡張、性能などが強化されている。
データ管理フレームワーク「Apache Calcite 1.5」公開、TLPとなって初のリリース
動的なデータ管理フレームワーク「Apache Calcite」開発チームは11月10日、最新版となる「Apache Calcite 1.5」をリリースした。Apache Software Foundationのトップレベルプロジェクト(TLP)となって初のリリースとなり、多数の機能が強化された。
マテリアライズドビューをサポートした「Cassandra 3.0」リリース
Apache Software Foundationは11月10日、NoSQLデータベースの最新版「Cassandra 3.0」リリースを発表した。マテリアライズドビューやユーザー定義関数といった機能が導入され、性能も強化されている。
「MongoDB 3.2」リリース、ストレージエンジンの拡張やバリデーション機能を搭載
MongoDB開発チームは11月3日、最新版となる「MongoDB 3.2」をリリースした。ストレージエンジンの強化、ドキュメントバリデーション機能の導入など多数の機能が盛り込まれている。
「バージョン5.6の3倍」という性能をうたう、「MySQL 5.7」発表
米Oracleは10月19日(米国時間)、オープンソースのデータベースソフトウェア「MySQL 5.7」の一般公開(GA)リリースを発表した。10月26日よりMySQLのWebサイトより入手できる。2年ぶりのアップデートとなり、前バージョン比で最大3倍高速とする性能などの強化が図られているという。
JSON拡張モジュールが加わった「SQLite 3.9」リリース
SQLite開発チームは10月14日、SQLデータベースエンジンライブラリの最新版「SQLite 3.9.0」をリリースした。JSON拡張モジュールが加わるなどの強化が図られている。
クエリ処理を改善した「ArangoDB 2.7」リリース
ArangoDB開発チームは10月12日、ドキュメント指向データベース「ArangoDB 2.7」を公開した。クエリ処理を改善し、性能を強化したという。
「Couchbase Server 4.0」リリース、新たにSQL系のクエリ言語が利用可能に
米Couchbaseは10月6日、ドキュメント指向データベース「Couchbase Server 4.0」をリリースした。クエリ言語「N1QL」、クエリ高速化のための「Global Secondary Indexing(GSI)」などを導入し、性能でも強化が加わっている。
性能を強化した「Apache Spark 1.5」がリリース
オープンソースのインメモリデータ処理フレームワーク「Apache Spark」開発チームは9月9日、最新安定版となる「Apache Spark 1.5.0」を公開した。性能の強化に重点を置いたリリースとなる。
JSONに対応した「Apache Cassandra 2.2」リリース
Apache Cassandra開発チームは7月20日、分散型データベースシステム「Apache Cassandra 2.2.0」をリリースした。本リリースではWindowsへの正式対応やユーザー定義関数などが特徴となり、またクエリ言語でのJSONサポートも加わった。
「ストリーミングSQLリレーショナルデータベース」をうたう「PipelineDB」が登場
オープンソースのストリーミングSQLリレーショナルデータベースプロジェクト「PipelineDB」が7月7日に始動した。PostgreSQLと互換性があり、継続的クエリなどの特徴を加えたもの。初期リリースとしてバージョン0.7.7を公開している。
「Apache Spark 1.4」リリース。R言語やPython 3を新たにサポート
大規模なデータ処理向けの高速・汎用エンジン「Apache Spark」開発チームは6月11日、最新版「Apache Spark 1.4」をリリースした。統計解析で利用されるR言語のサポートが初めて導入されたほか、Python 3のサポートが加わった。
高速PostgreSQLログ解析ツール「pgBadger 7.0」リリース
PostgreSQL向けのログ解析ツール「pgBadger」開発プロジェクトは5月8日、最新版となる「pgBadger 7.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
分散型JSONドキュメントデータベース「RethinkDB」が初の運用環境向けリリース
オープンソースの分散型JSONドキュメントデータベース「RethinkDB」開発チームは4月14日、「RethinkDB 2.0」(開発コード「Yojimbo」)公開を発表した。5年の開発期間を経た初の運用環境向けリリースとしている。
Key-Valueストア「Redis 3.0」リリース、クラスタリングにネイティブ対応
オープンソースのKey-ValueストアRedisの開発チームは4月1日、最新安定版「Redis 3.0」リリースを発表した。クラスタリングのネイティブ対応を実現し、今後の土台を作った。
グラフデータベース「Neo4j 2.2」リリース、read/write性能が大幅に改善
スウェーデンNeo Technologyは3月25日、グラフデータベースNeo4jの最新版「Neo4j 2.2」をリリースした。性能の強化に主眼が置かれており、read/write性能を大幅に改善したという。
Hadoopベースのデータウェアハウス「Apache Tajo 0.10」リリース
Apache Software Foundationは3月9日、Apache Hadoopをベースとするオープンソースのデータウェアハウスシステム「Apache Tajo 0.10.0」をリリースしたことを発表した。Oracle、PostgreSQLのカタログをサポートするなどの機能強化が加わっている。
Hadoop環境で利用できるデータベース「Apache HBase」、多数の変更が加えられたバージョン1.0をリリース
2月24日(米国時間)、Hadoopデータベース「Apache HBase 1.0」がリリースされた。「プロジェクトにおける大きなマイルストーン」とされており、7年間の開発の集大成であるとともに、先のメジャーリリースから多数の変更が加えられているという。