フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation, FSF)は去る9月8日、Google ブック検索(Google Book Search)訴訟の現状の和解案に反対する意見書を南ニューヨーク地区連邦地裁に提出した(FSFのプレスリリース、意見書[PDF])。
アイアクトとトライコーダ、Webアプリケーションのセキュリティ要件書を「CC」で公開
Webサイト企画・制作などのアイアクト(本社:大阪市)と、セキュリティ教育のトライコーダ(本社:東京都新宿区)は2009年3月30日、Webアプリケーションの脆弱性を防ぐセキュリティ要件をまとめた仕様書「発注者のためのWebシステム/アプリケーションセキュリティ要件書」を無償公開した。
今年のFree Software Awardsは「Postfix」のVenema氏とCreative Commonsが受賞
Free Software Foundation(FSF)は3月24日(米国時間)、フリーソフトウェアに貢献した人物やプロジェクトを称える「Free Software Awards」の受賞者を発表した。個人部門では、メールサーバー「Postfix」の作者であるWietse Venema氏、プロジェクト部門ではCreative Commonsが受賞した。
Wikimedia、「Wikipedia」のライセンス変更についての計画草案を発表
オンライン百科事典プロジェクト「Wikipedia」を運営する非営利団体Wikimedia Foundationは、Wikipediaが利用するライセンスの変更計画草案を公開した。2月はじめまでに計画を固め、既存コンテンツの変更について貢献者の投票を開始する意向だ。
Obama次期米大統領、政権移行サイトにCreative Commonsを採用
次期米大統領に就任が決定しているBarak Obama氏の政権移行サイト「Change.gov」は12月1日(米国時間)、同WebサイトのコンテンツにCreative Commonsのライセンス「Creative Commons Attribution 3.0 License」を適用することを発表した。Obama氏が目指す「オープン、透明、参加型の政府」に向けた取り組みという。
記録するということ
「:-)」を横から見て「人間の笑顔」、あるいは意味的に「(笑)」と読ませるのを、英語圏ではオリジナルの(タイポグラフィカル)スマイリー(Typographical Smiley)と呼ぶ。現在では膨大な種類に達した、いわゆる「顔文字」(emoticon)の元祖である。顔文字というと今では当たり前の存在で、それゆえその重要性が語られることもあまりないが、トーンや大きさで感情を表現できる声を使わずとも、文字だけで様々な感情やニュアンスを明示的に表現することが出来るようになったという点では、これは人類のコミュニケーションにおける革命なのである。まあ、そんなに大げさなものじゃあないですかね :-)
GFDL 1.3について
GPLv3、LGPLv3、AGPLv3と来て、ようやくGNU Free Documentation License(FDL)の新版、バージョン1.3が公開された。あれ、GFDLv3じゃないの?と思う方も多いでしょう。私もそうでした。
LPI-Japan、授業用教材「Linux標準教科書」の無償提供を開始
特定非営利活動法人(NPO)エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は2008年9月16日、Linuxを基礎から学習するための教材「Linux標準教科書(Ver1.0)」の無償提供を開始した。高校・大学・専門学校の教育、企業内研修などに向けたもので、Linuxを初めて勉強する学生や社員、また指導者・講師を対象としている。