米Google:最新ツールバー、試験版を公開

 米Googleは12月12日(米国時間)、インターネット・ブラウザーの機能を強化できるソフト「Google Toolbar 5」の試験版を公開した。06年7月に「Toolbar 4」を発表して以来の大幅改良で、「Google Notebook」を統合したことなどが特徴。当初は「Internet Explorer」用の英語版だけだが、いずれ他のブラウザー用や日本語版も登場するとみられる。

Webrunner改めMozilla Prism:顕著な機能向上を果たしたWebアプリ専用ブラウザ

 Mozillaをベースにシングルサイト志向の“Webアプリケーション”ブラウザとして誕生したWebrunnerについては本年7月にレビュー記事を掲載したところだが、この10月に同ブラウザはMozilla Prism名称を変更してMozilla Labsサイトに移管された。当初Prismを実行できるのはWindowsプラットフォームだけであったが、現在ではMacおよびLinux対応ビルドも利用可能となっている。

FirefoxをIE、Safari、Opera風にする方法

 Firefox支持者が抱く最大の不満の1つは“動作や外観があのブラウザとは違う”というものである。一方、Internet Explorerユーザは、Firefoxの外観にはなじめないと文句を言う。またOpera、Safari、Netscapeの各ユーザは、お気に入りの機能の多くがFirefoxには欠如していると訴える。さらにソーシャルネットワーキングの権威たちは、Floakの誇る強力なソーシャルネットワーキング機能がFirefoxにない点をあげつらう。しかし、こうしたユーザは皆、Firefoxが持つ最も影響力の大きな特徴の1つを見過ごしている。それは、ほかのブラウザの機能をきわめて簡単にエミュレートできるサードパーティのアドオンがサポートされている点だ。

Mozilla、「Firefox 3.0」のベータ1をリリース――特徴はGecko 1.9/ブックマーク・履歴管理機能/セキュリティの強化

 米国Mozillaは11月20日、Webブラウザ「Firefox」の次期バージョン「Firefox 3.0」のベータ第1版をリリースした。3.0では、新しいHTMLレンダリング・エンジン「Gecko 1.9」やブックマーク/履歴管理機能「Places」が利用可能になり、セキュリティも大幅に強化される。

Firefox拡張:Interclueでリンク先をプレビュー

 Interclueとは、Firefoxのページ上に張られているハイパーリンクをプレビューするための機能拡張である。これと同種のプラグインは他にも存在してはいるが、Interclue機能拡張はリンク先ページのサムネイル表示をするだけではないという点で、他のプレビュワーと一線を画している。この機能拡張にはリンク先ページに関するサマリー作成用アルゴリズムが実装されており、当該ページの各種情報やワード数などを専用ウィンドウに一覧表示してくれるのだ。

Mozillaから特定サイト用ブラウザWebRunnerが誕生

 最近、ウェブベースのアプリケーションがデスクトップアプリケーションの代わりに使われるようになってきた。ウェブベースの、オフィススィート/メールクライアント/マルチメディアアプリケーション/一般的な生産性ツールは今ではどれも非常に便利に使うことができるようになっている。しかしそのようなアプリケーションの実行という観点からは、標準的なウェブブラウザは必ずしも最良の方法というわけではない。そこでウェブベースのアプリケーションにより適したツールを提供しようと、Mozillaプラットフォーム・エバンジェリストのMark Finkle氏がWebRunnerに取り組んでいる。

Mozilla、FirefoxのeBayユーザー向けエクステンションをリリース――検索/入札ツールやオークション・モニタ機能などを搭載

 米国Mozillaは先週、英国、フランス、ドイツのeBayユーザー向けにカスタマイズした「Firefox eBay Edition」を公開した。ただし、米国のeBayユーザー向けに同様のエクステンション(拡張機能モジュール)を提供するかどうかは明らかにしていない。