ブラウザー:3人に1人が「IE7」、最新版が普及

 米Net Applicationsはこのほど、8月分のブラウザー世界シェア推計を公表した。首位の「Internet Explorer」(IE)は78.68%(前月は78.98%)。内訳は最新版の「IE7」が33.55%、旧版の「IE6」が44.59%で、乗り換えが進んでいる。

 Microsoftは昨年10月にIE7を公開し、低迷するシェアの巻き返しを期待している。12月時点では、IE7のシェアが18.26%にとどまり、伸び悩んでいたが、4月に30%を突破。その後もじりじりと利用者が増えている。旧版も含めた全体のシェアも下げ止まり傾向で、新版の効果が現れてきたもようだ。

 シェア2位の「Firefox」は14.56%(前月は14.37%)で、内訳はFirefox 2が12.98%、同1.5が1.07%。3位以下は「Safari」が4.68%(同4.56%)、「Opera」が0.88%(同0.89%)、「Netscape」が0.71%(同0.75%)だった。【南 優人/Infostand】

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