Java統合開発環境「IntelliJ IDEA 2019.2.4」がリリースされる
チェコJetBrainsは10月29日、Javaや関連言語向けの統合開発環境「IntelliJ IDEA 2019.2.4」のリリースを発表した。バグの修正が中心となる。
IntelliJ IDEAはJavaやGroovy、Kotlin、ScalaなどJava仮想マシン(JVM)向け言語での開発向けの統合開発環境(IDE)。バージョン管理システム、コード入力自動補完など開発者の生産性につながる機能とデザインを特徴とし、SQL、JPQL、HTML、JavaScriptなどについてはフレームワーク固有の支援も用意する。
IntelliJ IDEA 2019.2.4は6月に公開されたIntelliJ IDEA 2019.2系の最新のポイントリリース。コンパイラが専用のアノテーションプロセッサーパスを通常のクラスパスとして扱うのか、モジュールパスとして扱うのかを指定できるオプションが加わった。
「safe write」モードを改善し、JavaFX Scene Builder統合も強化した。Gradle並列実行を有効化している時のデバッグの不具合を修正した。macOS Catalina関連の不具合も修正されている。
IntelliJ IDEA 2019.2.4は、JVMおよびAndroid開発向けのコミュニティ版(無償)をプロジェクトのWebサイトより入手できる。
IntelliJ IDEA
https://www.jetbrains.com/idea/