チェコJetBrains、最新のJava統合開発環境「IntelliJ IDEA 2019.1.1」を公開

 チェコJetBrainsは4月17日、統合開発環境「IntelliJ IDEA 2019.1.1」のリリースを発表した。

 IntelliJ IDEAはJavaやKotlin、Groovy、Scalaなどの言語に対応する統合開発環境(IDE)。開発者の生産性にフォーカスし、静的なコード解析などの機能を備える。オープンソースで無償の「Community」と、JavaEEやSpringなどのフレームワーク向け支援機能などが追加されたエンタープライズ開発向けに有料版の「Ultimate」が提供されており、どちらもWindowsおよびmacOS、Linuxで動作する。

 IntelliJ IDEA 2019.1.1は、4月初めに公開されたIntelliJ IDEA 2019.1の最新のポイントリリース。バグの修正が中心となる。自動インポートで比較的小さなプロジェクトで大きなメモリの消費を招いていた問題を修正、性能を改善した。また、インポート設定ダイアログを終了する際に「Start Failed」が表示されない不具合も修正され、MerurialでVCSのリフレッシュに時間がかかり過ぎないようになった。Terminal終了時のダイアログも修正されている。

 オフラインでのプラグインアップデート機能が新しいマーケットプレイスとカスタムプラグインリポジトリでも利用できるようになった。また、「create branch」オプションを有効にしている時、タスクを開くとブランチを正しく作成できるようになった。バンドルされているKotlinのバージョンもv1.3.21-release-IJ2019.1-3にアップデートされている。

 IntelliJ IDEA 2019.1.1はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

IntelliJ IDEA
https://www.jetbrains.com/idea/