GUIによるGitリポジトリ管理機能を提供するWebアプリケーション「GitLab 3.0」
10月22日、オープンソースのGitレポジトリ管理ツール「GitLab 3.0」がリリースされた。GitHubに似たインターフェイスを持つWebアプリケーションで、Gitリポジトリの管理やソースツリーの閲覧、プロジェクト管理などの機能を持つ。
GitLabはGit向けのレポジトリ管理ツール。GitLabを利用することで、自分で管理するサーバー上でGitHubのようなGitリポジトリ管理を行える。ソースコードの閲覧やマージリクエスト処理といった機能に加え、Wikiやコードスニペットといった機能も搭載している。プロジェクトはBrightboxの支援を受けており、フレームワークとしてRuby on Railsを使用している。ライセンスはMIT License。
GitLab開発チームは毎月最新版をリリースしており、3.0は9月21日に公開したバージョン2.9からのバージョンアップとなる。GitLab 3.0ではWebエディタやプロジェクトグループが新たに導入され、ファイルブラウジングも改善された。非公式ながらPostgreSQLのサポートも加わり、APIの拡充も行われている。そのほかSSH鍵の削除/追加機能にあった重要なバグの修正や、コードのクリーンアップ、リファクタリングなども行われているという。
GitLab 3.0はプロジェクトのWebサイトより入手できる。必要要件としてはUbuntuもしくはDebian GNU/Linux、Ruby 1.9.3以上、MySQLもしくはSQLite、Git、gitolite、Redisなどが挙げられている。
GitLab
http://gitlabhq.com/