米Google、「Chrome 4」をベータチャネルで提供開始

 米Googleは11月2日(米国時間)、WebKitベースのオープンソースWebブラウザ「Google Chrome 4.0.223.16」のベータ版を公開した。ブックマーク同期機能をデフォルトで搭載、ベータ専用ページよりダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP SP2以上。

 GoogleはChromeを、開発者(dev)向け、ベータ、安定版の3つのチャネルで提供しており、今回バージョン4を開発者向けからベータに移行させた。

 最大の特徴はブックマーク同期機能。ブックマーク内容を自動保存し、複数の端末でChromeを利用する際に共有できるようにする。この機能は今年8月に開発者向けに登場したが、ユーザー自身でコマンドラインフラグにより有効化する必要があった。今回のベータ版ではデフォルトで有効となっており、Google Accountにログオンして利用できる。

 バグ修正などにより安定性を強化したほか性能も改善した。拡張機能は、APIがまだ固まっていないことから無効となっている。拡張機能を利用したいユーザーは、開発者向けリリースで利用できるという。

米Google
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「Google Chrome 4.0.223.16」ベータ版ダウンロード
http://www.google.com/intl/en/landing/chrome/beta/