米Google、「Android」アプリコンテスト第2弾を開催へ――賞金総額は約197万ドル

 米Googleは5月27日(米国時間)、自社モバイルプラットフォーム「Android」向けのアプリケーションコンテスト第2弾「Android Developer Challenge 2(ADC 2)」を開催することを発表した。最優秀アプリに選ばれた開発者には、25万ドルが授与されるという。

 GoogleがAndroidの活性化を目的に開催するアプリケーションコンテストの第2弾となる。応募は今年8月上旬に開始予定で、期間は約2週間。

 開発者は、開発したアプリケーションを、Googleが規定する10のカテゴリ(教育、ゲーム(カジュアル/パズル)、ゲーム(アーケード/アクション)、ソーシャルネットワーキング、ライフスタイル、生産性/ツール、メディア、エンターテイメント、旅行、音楽)に対して応募、第1ラウンドでそれぞれのカテゴリから上位20(合計200アプリ)が選出され、第2ラウンドで上位3(合計30アプリ)が決定する。最終的には、各カテゴリのトップ3位から総合トップ3位が選ばれる。第1ラウンドでの選出はユーザーによる選考となり、第2ラウンドではユーザーとGoogleが選んだ審査員が最優秀賞を決定する。比重はユーザーが45%、審査員が55%。

 賞金は、各カテゴリのトップが10万ドル、2位が5万ドル、3位が2万5000ドル。総合トップはこれに15万ドル、2位は5万ドル、3位は2万5000ドルが追加され、それぞれ合計25万ドル、最大15万ドル、最大12万5000ドルとなる。Googleが授与する賞金の合計額は、約197万5000ドルに達する見込み。

 条件は、「Android 1.5」で動作することと、その期間中に「Android Market」もしくはWebサイトなどで公開すること。言語は英語。応募期間前に公開したアプリケーション、および2008年前半に開催されたADC 1で出展したアプリケーション(アップデート版も含む)は対象外となる。

 第1ラウンドの選考は10月中頃、最終選考のは11月中頃に発表の見込み。正式な日程やルールの詳細は、6月に公開する予定だ。

米Google
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