NRI、JavaEE 5.0とOSSを採用したSIフレームワークの最新版

鴨沢浅葱（Infostand）
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　野村総合研究所（NRI）は2009年1月13日、SIフレームワークの最新バージョン「ObjectWorks＋（オブジェクトワークス プラス）R1.0」を発売した。NRIグループのシステム基盤ソリューション「GranArch（グランアーク）」の「システム開発基盤ソリューション」の中核製品の一つ。

　「開発基盤」と「実行基盤」からなり、開発基盤として「開発フレームワーク」や「テスト支援基盤」、実行基盤として「ユーザーエクスペリエンス基盤」「SOA基盤」などを用意。Java Platform, Enterprise Edition （JavaEE）5.0を採用し、標準仕様のオープンソースソフトウェアを活用して、実装を簡単にして開発・テスト工程を効率化する。

　最新版のR1.0では、開発基盤の設計パターンや業務アプリケーション部品を拡充して開発部分を極小化。またAjax連携機能の強化によって、リッチなインターフェースを簡単に作成できるようにした。さらにワークフロー機能の増強で、既存の各種業務システムと連携しやすくなったという。

　このほか、開発システムの快適な実行のため、システム運用の各種サポート機能群を追加。データベース処理の性能も改善した。

ObjectWorks＋
http://works.nri.co.jp/

野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/