Linux Foundation、「We're Linux」ビデオコンテストを開始
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは1月25日(米国時間)、「We’re Linux」をテーマとするビデオコンテストを開始した。米Microsoftの「I’m a PC」、米Appleの「Get a Mac」などのキャンペーンに対し、Linuxの魅力を伝える狙い。
キャンペーンでは、Linuxがユーザーにとって何を意味するのかを表現し、Linuxを使ったことがない人に使ってみたいと思わせるような動画を募集する。応募は自由で、Linux Foundationのビデオコーナー「Video Forum」で投稿できる。景品は、同団体が東京で開催する「Linux Symposium」への旅費と入場券。
投稿期限は今年3月15日まで。その後、オンラインランキングとパネルで優勝者を決定し、今年4月8日に米サンフランシスコで開催されるLinux Foundation主催の「Collaboration Summit」にて発表する。パネルは、米O’Reillye Mediaの創業者兼CEO、Tim O’Reilly氏、openSUSEコミュニティマネージャのJoe Brockmeier氏など、Linux関係企業や学術機関に関わる6人で構成される。
当初の案であった「I’m Linux」を改め、「We’re Linux」とした。このタイトルと、ユーザー生成コンテンツにより、コミュニティという本質を体現するという。「(広告費を費やしてプロがマーケティングコンテンツを作成するMicrosoftやAppleに対し)Linuxは、OSを開発するのに用いるコラボレーション手法を利用するのが最善だ」とLinux Foundationはコメントしている。
Liunx Foundation
http://www.linuxfoundation.org
Linux FoundationのVideo Forum
http://video.linuxfoundation.org