Oracle、Xenベースの仮想化ソフトウェア「Oralce VM」を発表

 米国Oracleは11月12日(現地時間)、サンフランシスコで開催中の「Oracle OpenWorld」にて、サーバ仮想化ソフトウェアの「Oracle VM」を発表した。

 Oracle VMはXenベースの仮想化ソフトウェアで、Web管理コンソールから仮想サーバ・プールの作成および管理が行える。ゲストOSとしてOracle Enterprise Linux 4/5、Red Hat Enterprise Linux 3/4/5、Windows Server 2003、Windows XPがサポートされており、現時点で以下のOracle製品の動作が認定されているという。

  • Oracle Database 10.2.0.3および11.1
  • Oracle Application Server 10gR2および10gR3
  • Oracle Enterprise Manager 10.2.0.4
  • Oracle TimesTen 7.0.3.1
  • Oracle Berkeley DB 4.6
  • Oracle E-Business Suite 11.5.10および12
  • Oracle’s PeopleSoft Enterprise 9.0
  • PeopleTools 8.49.07以上
  • Oracle’s Siebel CRM 8
  • Oracle’s Hyperion 9.3.1

 Oracle VMは11月14日から無料で提供されるが、サポートは有償。2CPUまでのシステムのサポートは年間499ドル、CPU数無制限のシステムのサポートは年間999ドル。ただし、日本におけるサポート・サービスの価格および開始時期は未定。

Oracle
http://www.oracle.com
Oracle VM
http://www.oracle.com/virtualization