Syhthesis、SyncMLのデータ同期規格を実装した「libsysnthesis」をGPLで公開

 スイスSynthesisは5月13日(スイス時間)、データ同期標準のSyncMLの自社実装「libsysnthesis」をオープンソースとして公開することを発表した。Moblin.orgの同期ツール「SyncEvolution」で採用されているもので、成熟した高品質なコードを利用して、カスタムアプリケーションを開発できるとしている。

日本プログレス、最新XMLデータ統合スイート製品を発表

 日本プログレス(本社:東京都千代田区)は2009年1月7日、XMLデータの統合スイート製品「DataDirect Data Integration Suite(英語版)」を発表した。データ抽出コンポーネント「DataDirect XQuery 4.0」、データ変換コンポーネント「DataDirect XML Converters 4.0」、XML統合開発環境「Stylus Studio 2009 XML Enterprise Suite」の3製品で構成。レガシーからSOA環境までのデータ統合に対応する。価格は未定。出荷は2月からの予定。

テクマトリックス、SOAシステム試験ツール「SOAtest」最新版をリリース

 テクマトリックス(本社:東京都港区)は2008年12月24日、米Parasoftが開発したSOAシステム試験ツールの最新バージョン「Parasoft SOAtest 5.5.2」を発売した。Webサービスを、相互運用性などさまざまな角度から検証するソフトで、「XML Assertor」機能を追加し、対応プロトコルを充実させた。

ジャストシステム、製造業関連技術文書と3D CADデータを連動できるツール

 ジャストシステムは3月13日、XMLアプリケーションフレームワーク「xfy Enterprise」の製造業向けソリューションとして、技術文書と3D CADデータを連動して活用できる機能強化ツール「xfy Enterprise Client Option for XVL」を4月8日に発売すると発表した。対応OSはWindows Vista/XPで、税別価格は1クライアント5万円。

XMPツールキットのライセンスをAdobeが完全にオープン化

 AdobeからExtensible Metadata Platform(XMP)ツールキットの新バージョンがリリースされたが、今回のバージョンでは適用するオープンソースライセンスについての変更が施されており、同ツールキットのコードを各種フリーソフトウェアで使用することが正式に認められることになった。XMPとは、デジタル画像およびマルチメディア用メタデータを扱うためにAdobeが開発したXMLベースの規格である。

「XMLは文書化によるデータ氾濫を防ぐ有効策」――ジャスト社長浮川氏が内部統制における「xfy」の効力をアピール

 ジャストシステムは5月25日、XMLアプリケーション・フレームワーク「xfy Enterprise Edition 1.5」をテーマとしたプライベート・イベント「JustSystem xfy Solution Forum」を都内のホテルで開催し、内部統制の取り組みのために同製品が有効であることをアピールした。

グレープシティ、ExcelデータをXMLデータに変換するコンポーネント

 グレープシティ(馬場直行社長)は、Microsoftの「BizTalk Server 2006」で動作し、ExcelファイルをXMLデータに変換する受信パイプラインコンポーネント「Spread for BizTalk Server 2006英語版(Spread for BizTalk)」を発売したと発表した。日本語によるテクニカルサポートとマニュアルが付属し、価格は1運用ライセンスのEnterprise版が70万円、Standard版は30万円。

ジャストシステム、企業向けXMLアプリケーションフレームワーク新版

 ジャストシステムは、XMLアプリケーション開発基盤環境とクライアント実行環境を統合的に提供する法人向けソリューション「xfy Enterprise Edition 1.5」を3月23日に発売すると発表した。海外でも同時発売し、北米ではニューヨークを、欧州ではロンドンを拠点に、SOAやWebサービスなどに関心を持つ企業を対象に売り込む。

ネットワンシステムズ、ソーラス・システムズ社製メッセージ・ルーター

 ネットワンシステムズ(澤田脩社長)は3月5日、カナダのソーラス・システムズと販売代理店契約を締結し、同社製メッセージ・ルーター「VRS/32シリーズ」を4月1日に発売すると発表した。価格は2612万7000円からで、大規模SI事業者やコンテンツサービスプロバイダー、通信キャリアを対象に販売する。

富士フイルムなど、デジタル画像管理規格「EVERPLAY」の管理をOSTAへ移管

 富士フイルム、イーストマン・コダック、コニカミノルタフォトイメージングの3社と、光ディスクに関する技術的な仕様を提案する業界団体OSTA(Optical Storage Technology Association)は2月27日、デジタル画像管理規格「EVERPLAY」のライセンス管理と普及推進をOSTAに移管することで合意したと発表した。

ジャストシステム、「Lotus」と「XML」をxfyで利用可能にするゲートウェイ

 ジャストシステムは1月18日、IBMの「Lotus Notes/Lotus Domino」のデータベースにあるコンテンツを、XMLアプリケーション開発基盤環境とクライアント実行環境の「xfy」で利用可能にするゲートウェイ「xfy Adapter for IBM Lotus Notes & Lotus Domino」を07年秋に発売すると発表した。価格は未定。