日本プログレス、最新XMLデータ統合スイート製品を発表

 日本プログレス(本社:東京都千代田区)は2009年1月7日、XMLデータの統合スイート製品「DataDirect Data Integration Suite(英語版)」を発表した。データ抽出コンポーネント「DataDirect XQuery 4.0」、データ変換コンポーネント「DataDirect XML Converters 4.0」、XML統合開発環境「Stylus Studio 2009 XML Enterprise Suite」の3製品で構成。レガシーからSOA環境までのデータ統合に対応する。価格は未定。出荷は2月からの予定。

 「DataDirect XQuery 4.0」は、XQuery言語の拡張仕様であるXQuery Update Facility(XUF)をフルサポート。個々のXMLドキュメントやXMLストリームの更新のほか、ワイルドカード指定で複数ファイルの更新をより簡単に行える。Zipファイルの作成や更新も可能で、ODFおよびOOXMLフォーマットにも対応する。

 「DataDirect XML Converters 4.0」は、Javaおよび.NET向けコンポーネントで、EDIや他のレガシーフォーマットとXML間のデータ変換が可能。また、Microsoft BizTalk Server 2006と完全互換性を持ち、.NET環境でBizTalk開発環境に適合したXMLコンバーターとして使用できる。

 「Stylus Studio 2009 XML Enterprise Suite」は、新しいEDI-XML変換モジュールを搭載。DataDirect XML Convertersと連携して、より対話的でやさしい操作性を実現。EDI-XQueryドキュメント・ウィザード、EDI-XSDドキュメント・ウィザード機能によって、あらゆるEDIフォーマットに対してXQueryやXMLスキーマの作成ができる。

 同社は、米プログレス ソフトウェアの日本法人。2008年12月1日にソニックソフトウェアとデータディレクトテクノロジーズを統合して設立された。SOA基盤ソリューションや金融業界向けのソリューションを提供する。

日本プログレス
http://www.progress-japan.co.jp/

試用版(英語版)ダウンロード
http://www.datadirect.co.jp/download/eval.asp