グレープシティ、ExcelデータをXMLデータに変換するコンポーネント
グレープシティ(馬場直行社長)は、Microsoftの「BizTalk Server 2006」で動作し、ExcelファイルをXMLデータに変換する受信パイプラインコンポーネント「Spread for BizTalk Server 2006英語版(Spread for BizTalk)」を発売したと発表した。日本語によるテクニカルサポートとマニュアルが付属し、価格は1運用ライセンスのEnterprise版が70万円、Standard版は30万円。
ExcelファイルをコーディングなしでBizTalkのアプリケーションにXML変換することが可能。同社の表計算コンポーネント「SPREAD」のExcelファイル処理技術を活用した。Excelテンプレートを変更せずに、BizTalk Serverを介して組織内外の異なる業務アプリケーションへのデータ登録処理を自動化し、Excelシートで作業ができるようになるため、Excelを活用したシステム連携が行える。
Microsoftの「Visual Studio 2005」に組み込んでの利用も可能で、簡単な操作とウィザードでXMLスキーマの作成とBizTalkアプリケーションへのプロパティ設定だけで、Excelファイルの自動変換処理が行える。Excel 97、2000、2002、2003の標準フォーマットとして一般的に利用されるBiff8形式に対応しており、CSVファイルも使用することができる。
グレープシティ=http://www.grapecity.com/japan/
提供:BCN