MadWifi Projectは11月29日、LinuxドライバのMadWifiのHAL(ハードウェア抽象化レイヤ)を開発するSam Leffler氏がHALのソースコードをオープンソースとして公開したことを発表した。ソースコードはSubversionレポジトリで入手できる。
3Gモデムに対応したデスクトップ版「Ubuntu」、10月30日リリースへ
英Canonicalは10月27日(英国時間)、デスクトップ向けLinuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 8.10 Desktop Edition」を発表した。3Gモデムのサポートなどモバイル対応の改善、共有機能が特徴となる。10月30日より同社Webサイトで無料ダウンロード提供を開始する。
Linuxデスクトップ向けWiFiモニタリングウィジェット「Xirrus WiFi Monitor」
WiFiシステムベンダーの米Xirrusは8月5日(米国時間)、WiFiネットワークモニター・ウィジェットのLinux版「Xirrus WiFi Monitor for Linux」をリリースした。gDesklet実装として開発、GPLの下でコードを公開する。同社Webサイトより無料でダウンロードできる。
Ottawa Linux Symposium 10:初日の報告
今年で10年目を迎えるOttawa Linux Symposiumが先週水曜、カナダの首都オタワで、カナダ国会議事堂からほんの数ブロックの所にある、建て直しのための解体工事の真っただ中のコンファレンスセンターにおいて開幕した。例年通りカーネル開発の現状についての基調講演から始まり、今年はMatthew Wilcox氏が講演した。初日には数十の講演や全体会議が行われたが、中でもカーネルワイヤレスメンテナのJohn Linville氏による講演「Tux on the Air: the State of Linux Wireless Networking(Tux on the Air:Linuxワイヤレスネットワークの現状)」があった。
ニフティ、モバイルネット接続サービス用データ通信カードの受付開始
ニフティ(和田一也社長)は7月15日、モバイル向けのインターネット接続サービス「@nifty Mobile BB」で利用できるExpressCardタイプのデータ通信カード「D03HW」の受付を7月16日に開始すると発表した。レンタル料金月額840円。
トリプレットゲートとクウジット、Mac OS向け公衆無線LAN接続ソフトを提供
トリプレットゲート(池田武弘CEO)とクウジット(末吉隆彦社長)は7月2日、トリプレットゲートが運営する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(ワイヤレスゲート)」の利用者向けに、Mac OSユーザー用公衆無線LAN接続ソフト「ワイヤレスゲートコネクション for Mac OS X」を無料提供すると発表した。
I・Oデータ、携帯電話用のBluetoothワイヤレスキーボード
アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は、携帯電話用のBluetoothワイヤレスキーボード「CPKB/BT」を6月11日に発売する。価格は1万6485円。
サイレックス、自社無線LANモジュールにLinux用ドライバ追加
サイレックス・テクノロジーは、同社の組み込み機器向け無線LANモジュール3製品に対応するLinux用無線LANドライバを、2008年6月2日からライセンス提供開始する。価格は個別見積もり。
dit、IEEE802.11nに対応したメルー・ネットワークス製アクセスポイント
ディアイティ(dit、下村正洋社長)は、無線LANの新仕様「IEEE802.11n draft 2.0」に準拠した米・メルーネットワークスのアクセスポイント「AP300シリーズ」を4月21日に発売する。
携帯電話:3G携帯を移動無線LANアクセスポイントにするソフト
スマートフォン向けソフト開発の米TapRoot Systemsは3月26日(米国時間)、無線LANアクセス機能内蔵の3G携帯電話を簡単に無線LANルーターにできる新技術「WalkingHotSpot」を発表した。携帯電話をそのままLANアクセスポイントにして、パソコンからブロードバンド接続を利用できる。
日立システム、セキュアな無線LAN・IP電話を構築するシステム
日立システムアンドサービス(中村博行執行役社長)は3月24日、アルバネットワーク(ドミニク・オー取締役)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、米ArubaNetworksが開発した、無線LANシステムや携帯電話を内線で利用できるIP電話システムを構築する「Arubaシリーズ」を3月25日に発売する。
Apple:AirMac Express、「802.11n」に対応
米Appleは3月17日(米国時間)、ワイヤレス・ブロードバンドルーターの「AirMac Express」を刷新した。次世代無線LAN規格「802.11n」に対応。従来機に比べ、通信速度が最大5倍、通信可能な範囲が最大2倍に拡大した。
KDDI研究所、ZigBee携帯電話が通勤ラッシュの電車内でも使える混雑回避技術
KDDI研究所(秋葉重幸代表取締役所長)は2月25日、多数のユーザーが同じ場所で同時にZigBee(ジグ・ビー)携帯電話を利用しても安定して通信できる混雑回避技術の開発に成功したと発表した。ZigBeeとは、Bluetooth(ブルートゥース)に似た短距離無線通信規格。比較的低速だが省電力で6万5000を超える端末を1つのネットワークに接続できるという特徴がある。
携帯電話:3Gの後継「HSPA+」 英Vodafoneが試験へ
英Vodafoneは2月12日(現地時間)、携帯電話で最大28.8Mbpsの高速通信(下りの速度)が可能になる技術「HSPA+」の試験運用を、近く開始すると発表した。第3世代(3G)の後を継ぐ「3.5G」の技術で、09年にサービスが始まると期待されている。
NEC、標準CMOSで世界最高出力のミリ波無線送受信LSI技術を実現
NECは2月7日、超高速無線伝送を行うミリ波機器の実現に向け、標準的なCMOS技術を用いて実用レベルの高出力な60GHz帯送受信LSI技術を開発したと発表した。
NEC、従来比10分の1の消費電力を実現した無線通信LSIと通信技術を開発
NECは2月6日、高速な無線通信ネットワークを、低電力で長期間継続利用できる無線通信LSIと通信技術を開発したことを発表した。
富士通、世界最小で低消費電力のモバイルWiMAX基地局装置を開発
富士通は2月6日、低消費電で世界最小サイズの一体型モバイルWiMAX(ワイマックス)基地局装置「BroadOne WX300」を08年第2四半期に発売すると発表。また、同社のワイヤレスブロードバンド製品のグローバルブランドを「BroadOne」に統一、モバイルWiMAX基地局装置のラインアップを「BroadOne WXシリーズ」として販売すると発表した。
フォン・ジャパン、ライブドアと提携しlivedoor WirelessをFON対応に
フォン・ジャパン(アントニオ・フエンテス・アヤラ社長)は2月4日、ライブドア(出澤剛社長)と業務提携し、ライブドアの公衆無線LAN接続サービス「livedoor Wireless」のアクセスポイント(AP)が、フォン・ジャパンのWiFiコミュニティ「FON」でも利用可能になったと発表した。公衆無線LAN接続サービス事業者の敷設したAPを、「FON」ユーザーが利用できるようにする取り組みは、今回が世界で初めて。
YaSTを使ってワイヤレスブロードバンドアクセスを設定する
Linuxカーネルのアップデートと新たに追加されたドライバのおかげで、ラップトップでワイヤレスブロードバンドにアクセスするための設定も簡単にできるようになった。とは言えVerizonなど一部のベンダのサービスはブロードバンド用のPCMCIAアダプタをサポートしていない。以前紹介したスクリプトを使っても良いが、初心者ユーザにはスクリプトを編集するのが難しいかもしれない。またISP(インターネットサービスプロバイダ)が役立つ情報をあまり提供していないことも多い。そこでopenSUSEのYaSTの登場だ。グラフィカルなプログラムであるYaSTを使えば、ラップトップ上でワイヤレスブロードバンド用PCカードやその他のタイプのモデムを使用してネットワークに接続するための設定を簡単に行うことができる。
ソニー、大容量ファイルを高速転送できる近接無線転送技術を開発
ソニーは1月7日、携帯電話やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどのモバイル機器から、写真・ハイビジョン映像などの大容量ファイルをパソコンやテレビなどに高速転送できる近接無線転送技術「TransferJet」を開発したと発表した。本技術を搭載することで、560Mbpsの高速データ転送が可能となる。