日立システム、セキュアな無線LAN・IP電話を構築するシステム
日立システムアンドサービス(中村博行執行役社長)は3月24日、アルバネットワーク(ドミニク・オー取締役)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、米ArubaNetworksが開発した、無線LANシステムや携帯電話を内線で利用できるIP電話システムを構築する「Arubaシリーズ」を3月25日に発売する。
「Arubaシリーズ」は、無線LANの国際規格であるIEEE802.11xアクセス制御やWeb認証、MACアドレス認証、VPNなどの認証方式をサポートする。アクセスポイントの追加設定が容易な集中管理型無線LANシステムを実現する、セキュリティ機器とアクセスポイントを組み合わせた。ファイアウォールと同様のセキュリティ機能を適応可能で、アクセスできるサーバーをユーザーごとに制限する機能を搭載する。
不正な無線LAN機器が接続された場合には、位置特定機能により、その機器がある場所を地図で表示し、ネットワークから遮断することが可能。さらに、無線LAN上にIPテレフォニー環境を構築するVoWLANを利用することで、携帯電話を社内の内線電話と併用し、セキュアな無線LANシステムとIP電話システムを構築できる。
日立システムアンドサービス=http://www.hitachi-system.co.jp/
提供:BCN