サイレックス、自社無線LANモジュールにLinux用ドライバ追加
サイレックス・テクノロジーは、同社の組み込み機器向け無線LANモジュール3製品に対応するLinux用無線LANドライバを、2008年6月2日からライセンス提供開始する。価格は個別見積もり。
miniPCI規格の無線LANモジュール「SX-10WG」「SX-10WAG」「SX-10WAN」に対応する。組み込み機器を無線LANに対応させるための開発は難易度が高く、ハードとソフトの一貫した開発サポートを望む顧客が増えていることから、従来のWindows用ドライバに加えてLinux用ドライバを提供する。
いずれもIEEE802.11a/b/g/n(Draft2.0)が利用可能で、クライアント用とアクセスポイント用の両方を用意した。オプションで、WPA/WPA2サプリカントも提供する。
機器固有の機能に対するカスタマイズも可能。無線LAN周辺機器や産業用ディスプレイ端末、ロボット、プロジェクタ、POS端末、各種ボードコンピュータなどでの利用を想定している。【鴨沢 浅葱/Infostand】
サイレックス・テクノロジー
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