Ajaxの名付け親、ユーザー・エクスペリエンスの重要性を強調――「ユーザーは製品との個人的なかかわりを求めている」

 Ajax (Asynchronous JavaScript and XML)という言葉の生みの親として知られるジェシー・ジェームス・ギャレット氏が先週、カリフォルニア州サンノゼで開催された「The Rich Web Experience」コンファレンス(9月6日-8日)において、ソフトウェア開発時には“ユーザー・エクスペリエンス(ユーザー体験)”を重視すべきとの論を展開した。

エキスパートが教えるウェブサイト作りのポイント

 あなたの会社では自社のウェブサイトのリニューアルや、ことによると一からの立ち上げを検討していないだろうか。企業のウェブサイトが薄っぺらで静的な情報を記載した1~2ページでその役目を果すことができた時代には、ウェブサイト作りは割と簡単な作業だった。しかし最近では、顧客は企業のウェブサイトに対してインタラクティブで、情報満載で、楽しめるものであることを期待している。

ハウツー:Apacheでバーチャルホストを設定する

 1台のウェブサーバ上で1つのサイトを運用するというのも十分に厄介な作業になり得るが、複数の顧客のために複数のサイトをホストする必要がある場合には下手に設定すると非常に厄介なことになる。Apacheを使用しているなら、バーチャルホストを設定することで作業を楽に行なうことができる。バーチャルホストを使用すれば、1つのIPアドレス上で複数のドメインを管理することができるようになり、「http://あなたのサイト.com/バーチャルホスト関連/顧客のディレクトリ/ファイル名.html」のようなURLではなく「http://顧客のドメイン.com/ファイル名.html」のようなURLで指定することが可能になり、「/srv/www/htdocs/バーチャルホスト関連/顧客のディレクトリ」といったファイル構成でドメイン転送の設定をせずに済ませることができるようになる。

日本オラクル、中堅・中小企業向けビジネス・インテリジェンス製品

 日本オラクル(新宅正明社長)は8月23日、中堅・中小企業向けにパッケージ、構成、価格を設定した統合ビジネス・インテリジェンス(BI)と、データウェアハウジング・システム「Oracle Business Intelligence Standard Edition One(Oracle Business Intelligence SE One)」を9月11日に発売すると発表した。

Web 2.0ツールを使いこなす――社内導入に乗り遅れるな――CIOに贈る「Web2.0ツール導入ガイド」

 WikiやSNSといったWeb 2.0ツールをうまく活用すれば、企業は大きな競争優位を得られる。しかしながら、CIOは一般に、こうした軽量級のWeb技術が苦手だし、真剣に導入を図ろうとはしないものだ。そこで本稿では、他に先駆けてWeb 2.0ツールの導入に踏み切った米国企業の事例を引きながら、そういったCIOに向けて、Web 2.0ツールを使いこなすための手引きを提示してみたい。

障害が頻発するGoogle Analytics、利用者の不満は“Googleの姿勢”――「障害が発生したら利用者に伝えるのが“筋”」との声

 米国Googleが無料で提供しているWebアクセス解析ツール「Google Analytics」でトラブルが頻発している問題で、利用者からは「同ツールを今後も利用して大丈夫か」と不安の声が上がっている。中でもトラブルの原因を、Googleが説明しないことに対する不安は大きいようだ。

日本IBM、Web 2.0テクノロジーをビジネスに応用するためのLotus新製品2種

 日本IBM(大歳卓麻社長)は7月31日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)対応の企業向けソフトウェア「IBM Lotus Connections」(Lotus Connections)と、コンテンツ共有ソフトウェア「IBM Lotus Quickr(クイッカー)」(Lotus Quickr)の2製品を発表した。日本語版の出荷開始日は「Lotus Connections」が8月31日、「Lotus Quickr」が8月22日を予定している。