ディスプレイサーバーWaylandの開発チームは2月17日、最新版となる「Wayland 1.7」およびそのリファレンス実装「Weston 1.7」を公開した。主にテストおよびドキュメント関連が大きく強化されている。
XWaylandを導入した「X.Org Server 1.16」リリース
X.Org FoundationのKeith Packard氏は7月17日、「X.Org Server 1.16.0」を公開した。Waylandとの互換レイヤー「XWayland」の導入、OpenGLを利用する汎用2Dグラフィックスドライバ「Glamor」やsystemsdの統合など、大きな変更を多数含むものとなっている。
「GNOME 3.10」リリース、Waylandの実験的サポートが行われる
GNOME開発チームは9月25日、デスクトップ環境GNOMEの最新版「GNOME 3.10」を公開した。現在開発が進んでいる新ディスプレイサーバー「Wayland」の実験的サポートのほか、ソフトウェア関連やユーザーインターフェイスなどに多数の新機能が加わっている。
KDE 4系の最終版「KDE SC 4.11」リリース、Waylandの実験サポートも追加
The KDE Communityは8月14日、デスクトップ環境KDEの最新版「KDE Software Compilation 4.11(KDE SC 4.11)」をリリースした。「KDE Frameworks 5」ベースに移行する前のリリースとなり、「KDE Plasma Workspaces」および「KDE Applications」、「KDE Development Platform」の3つのコンポーネントが揃ったリリースとしては最後となる。
カラーマネジメント機能が加わった「Wayland 1.2」リリース
X Window Systemの代替を目指すディスプレイサーバー「Wayland」開発チームは7月12日、最新安定版「Wayland 1.2.0」とそのリファレンス実装「Weston 1.2.0」を公開した。カラーマネジメントやサーバーAPIの安定などが特徴となる。
「Wayland 1.1」がリリース、Raspberry Piやフレームバッファサポートなどが特徴
4月15日、X Window Systemの代替を目指す「Wayland」の最新版「Wayland 1.1.0」およびリファレンス実装「Weston 1.1.0」がリリースされた。Raspberry Piやフレームバッファデバイスのサポート、ソフトウェアベースのピクセル操作バックエンド導入などが特徴となる。
「GTK+ 3.8」リリース、Wayland 1.0に正式対応
The GTK+ Projectは3月25日、マルチプラットフォーム対応のGUIツールキット「GTK+」の最新版「GTK+ 3.8」をリリースした。これまで実験的だったWaylandが正式サポートとなっている。
X11の置き換えを目指すディスプレイサーバー「Wayland 1.0.0」がリリース
ディスプレイサーバー開発プロジェクト「Wayland」のKristian Hogsberg氏は10月22日、「Wayland 1.0.0」およびそのリファレンス実装「Weston 1.0.0」を公開した。ディスプレイサーバーとしての基本的な機能がそろい、今後の開発に向けたベースになるリリースという。
Wayland対応を強化した「GTK+ 3.4.0」が登場
GTK+開発チームは3月26日、GUIツールキットの最新版「GTK+ 3.4.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。タッチ対応、Waylandサポートの強化などが特徴となる。
軽量ディスプレイサーバー「Wayland」とそのリファレンス実装「Weston」、初のリリースとなるバージョン0.85公開
ディスプレイサーバー「Wayland」を開発するKristian Hogsberg氏は2月9日、「Wayland 0.85.0」を公開した。「wayland sample compositor」と呼ばれていたリファレンス実装「Weston」も同時に公開、年内に向けた正式版リリースに向け一歩前進した。